あなたは自分が社会でどんな役に立てるのか、考えたことはありますか?
その問いに対して、「女性の活躍する場を作ることが社会への貢献」だと考え、起業に至った方がいます。
今回は、人材派遣事業を行うテンプスタッフを経営し、『フォーチュン』にて「世界最強の女性経営者」にも選出されている代表取締役の篠原 欣子氏をご紹介します。

自分が世の中でどんな役に立てるのか

 
“自分が起業することで、世の中でどんな役に立つのか、そこがいちばん大事です。
私の場合…(中略)…「じゃあ、自分で会社をつくって、女性の活躍できる職場をつくろう」と思ったのが起業のきっかけでした
 
また、私は海外での勤務経験が長く…(中略)…人材派遣業の素晴らしさを知って、日本でも人材派遣業を広めたいと思いました”
どこに起業のきっかけが転がっているかは全くわかりません。
彼女の場合、 「自身が海外勤務で感じたことをやるためには起業するしかない」、そして「起業をすれば世の中の役に立てる」という思いがあり、行動に移したというわけです。

世の中の潮流に乗って

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近年、経済環境が大きく変化する中、働き方が多様化し、フレキシブルに働きたいと考える方が増える一方、企業も経営効率化のため、柔軟性のある雇用を求めるようになってきた。当社は、こうした潮流を捉える形で業容を拡大してきた
テンプスタッフは、今年で創業37年になる人材派遣会社です。
地道にこつこつと努力するという企業文化で、奇をてらわず、世の中やお客様のニーズに対応したサービスを提供しています。
その地道な努力の結果、人材ビジネス業績ランキングNo.1の成功を成し遂げることができているのです。

背伸びはせずに、身の丈にあったものを

どんなことでもそうですが、無理に背伸びをしてしまっては、いずれ破綻が訪れてしまうもの。
社会に生きるひとり一人が、“身の丈にあったもの”を意識していくことが、今、とっても大切なのではないでしょうか
無理があったりキツイと思いながらやっていることは、なかなか長く続けられません
理想ばかりを追い求めるのではなく、実現可能性の高い目標を追い求めていくことが重要です。

起業家に必要なもの

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やり抜くんだという強い気持ちが大事です…(中略)…失敗は成功の母です。失敗の中に成功へのヒントが隠されています。
だから失敗をおそれずに、勇気を持ってチャレンジすればいいと思います。 あと、仲間を大切にすることです
強い意志と失敗から学びとり努力を続ける姿勢、そして、自分は仲間よりも偉いわけではないと常に仲間を尊敬する謙虚さが経営者には大切だということですね。
 
彼女の話は、経営者にならなくとも、生かしていくことができると思います。
欲張らずに謙虚に努力を続けることで、いつか大きな成功が訪れるかもしれません。
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