あなたはちゃんと還付金を受け取っていますか?

注意点

● 報酬を源泉されている人は、還付金を必ず返金してもらいましょう。
仕事を個人で請け負っている場合は、報酬の約10%が差し引かれて(源泉されて)、入金されています。
それを取り戻す権利をお忘れなく。そのためには、「支払い調書」を入金してくれた取引先に送ってもらわなければなりません
良心的な企業なら、こちらから何も言わなくても送ってくれますが、請求しないと送ってくれない企業もあります。
時には、請求しても送ってくれないこともあります。まずは、源泉されている取引先に、「申告のために必要なので支払い調書をお送りください」と言う旨のお願いを丁重な文面のメール等で伝えましょう。
お願いしたのに送ってくれなかった場合は、相手がうっかり忘れているかもしれないので、何度か連絡してみましょう。
また、理由付きで「送る必要がない」と回答された場合、その理由が書面なら、プリントアウトして、申告時に確定申告書に添付しましょう。
心配な方は、申告する前に、税理士か税務署に直接相談してみましょう。
● 病院の領収書もきっちり保管しましょう。
医療費の控除は、自分1人ではなく、家族全員が対象なので(申告者が世帯主の際)、家族みんなに領収書を保管するようお知らせしましょう。
10万円以上の医療費は控除対象と一般的に思われています。ただし、控除対象になる物とならない物があるので注意しましょう。
例えば、以下は対象になります。
・ 病院、歯科(子どもは矯正しかも含むも)の治療費、薬代
・薬局で買った市販の風邪薬
・入院費
・ 妊娠の定期検診、検査費用
・出産の入院費
・病院までの交通費(電車、バス、タクシー等全て)
・在宅で該当する介護保険を使用した際の介護費など
● 国民年金はきっちりと払いましょう
「自分の老後は、どうせ年金なんてもらえない」…なんて思い、滞納していませんか? しかし、国民年金保険料は、全額が社会保険料控除の対象です。
きっちり支払っていることで、税務署や役所からも信用度がアップするだけでなく、控除対象になるのです。
国民年金を払うことが結果的に節税対策になります。起業家が年金滞納者では恥ずかしいですからね!
● ビジネスが上々なだけに、税金が高くなりそうで不安
うれしい悲鳴ですが、高い税金は避けたいですね。そういう方は、「寄付」という手があります。寄付も所得控除などの対象です。
社会貢献で高額納税から免れましょう。寄付サイトから自分の感性にあった団体を選んでみてはいかがでしょう。
【参考サイト】http://www.giveone.net/cp/pg/TopPage.aspx

自分で勉強するか賢い税理士に相談する

いかがだったでしょうか。
自分でするにはもっと勉強する必要がありますので、確定申告に関する本や、webサイトを参考にしてください。
あるいは専門の税理士に相談する、という手段も考えられます。その場合、どのように選べばいいのか、と悩んでしまうと思うので、ぜひ下記の動画を参考にしてください。
▼動画はコチラ
顧問税理士の選び方 -税理士のタイプは多様。自分で選択したという実感が重要-
<PR>その税理士報酬適正ですか?何人でも税理士無料紹介「税理士ドットコム」

【よく読まれている記事】
おすすめの記事