シェアオフィスやコワーキングスペースというフレーズを耳にしたことはありますか?
簡単に言えば、シェアハウスのオフィス版のようなものです。
これは、2000年に入って登場し、東京・大阪を中心に全国の都市部で増加しています。

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(写真はユナイテッドシェア東都留)

そこでは、デスクはもちろん、会議室やOA機器、インターネット回線などのオフィス機能が整備され、希望者は固定電話の設置や住所登録まで可能です。
一般的な貸しオフィスより低料金であるため、事業を起こしたばかりの起業家や個人事業主の利用が主となっていますが、地方での自営業者が都市部に来た際の仕事の拠点としているケースも多いようです。
以下、シェアオフィスのメリットとデメリットについて見ていきます。

シェアオフィスのメリットは!?

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いろいろな人と知り合うことができる

様々な人々が1つの場所で働いているので、異業種間での関わりの中でしか生まれない発想や、新しいビジネスチャンスもなども沢山存在しています。

空間を自由に使うことができる

普通のオフィスとは違い、共有で使えるフリースペースなども豊富なため、仕事に煮詰まった時の気分転換などがしやすくなります。
 

コストがお手頃

各々のワーキングスペースがしっかりと割り与えられる割には、値段が非常に安く済むため、ランニングコストとして考えるとかなりコストを抑えられます。
また、OA機器や冷蔵庫などの家電があったりもするので、それらを買う必要がなくなり、費用が抑えられます。
 

シェアオフィスのデメリットは!?

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出典:https://zestnzen.wordpress.com/2010/12/10/5-sure-ways-to-make-people-upset-on-social-media/

ルールが曖昧

会社という組織ではないためはっきりとしたルールがなく、困っている人もいるようです。
運営する会社に依存してしまうところなので、入居前にしっかり確認しましょう。
 

「自由」の解釈が人により違う

フリースペースを半占有化してしまうなど、その意味をはき違えている利用者も見られます。
みんなが気持ちよく使えるように心がけなければなりません。
 

機密保持が難しい

オープンスペースであるが故のデメリットと言えます。自分の情報は自分で守ることが大切です。
 

どうやって選んだらいいの?

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出典:http://graduatefog.co.uk/advice/choose-career/
選ぶ際は、料金よりもサービスや設備で選ぶことをおすすめします。
上のデメリットでも書いたように、セキュリティ面に不安が残りますので、公共の無線LANなどセキュリティに関する事前のチェックは必須です。
また、様々な人が集まるというのがシェアオフィスのメリットであるため、そのオフィス内に、互いに切磋琢磨できるベンチャー起業家や個人事業家がいるかどうかも重要なポイントとなってきます。
シェアオフィスを利用しようと考えている方は、ぜひ良いオフィスを選んで、仕事の発展に繋げていきましょう。

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