ミクシィやFacebookなどのSNSが盛んになってきた2000年代、医師向けのSNSが誕生しました。
それが株式会社メドピアです。
今回は、このメドピアについてご紹介します。
医師としての経験がサービスの原点
メドピアは、医師と患者を結ぶサービスを提供しています。
日本国内には優秀な医師が多数存在します。その一方で、仕事の探し方は知り合いの紹介や、大学病院からの派遣という形が主流でした。
株式会社メドピアは、優秀な医師に対するサポートを充実させるために、設立されました。創業者の石見陽氏は、
“医師同志で、診療科目・地域・時間の枠を越えて相談、情報交換できる場が欲しい”
と語っています。
医師集合知サービスや、医師求人サービスなどはその典型例です。
医師集合知サービスと医師求人サービス
医師に対するサービスと、医療ビジネスを描ける企業に対するサービスが主な事業内容です。集合知サービスは、多くの医師の経験を収集・共有できることを実現したサービスです。
その他にも医師求人サービスを手がけています。家事や育児・結婚・出産で、仕事を離れてしまった優秀な医師にも、キャリアアップのための仕事を紹介しています。企業に対しては、医療マーケティングを成功させるためのサポートが主な事業内容です。
ミクシィのビジネスモデルを横展開
医療とビジネスを結びつけたところに先見の明があると言えます。医療はビジネスからほど遠いものでした。株式会社メドピアのおかげで、医療とビジネスが連携されました。健康に悩む患者の支えにもなっています。石見氏は、
”「ミクシィの上場」がなければメドピアはなかった”
と話しています。ミクシィでは満たせなかったニーズを、会員制サイトにすることで実現しようとしました。課金売上に頼らず、広告収入を中心とするミクシィのモデルを参考にしたそうです。
まとめ
健康に気を配る人が増加し、今の日本は高齢化社会に突入しています。医療の必要性はこれから確実に高まるので、メドピアの業績はこれからもどんどん伸びるでしょう。
女性の社会進出も増え、女性医師の割合も10年前と比べて飛躍的に増えました。このような女性医師のサポートにも株式会社メドピアはサポートしていきます。株式会社メドピアは日本の社会にとって重要な役割を果たしていくでしょう。
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