株式会社アイスタイルは、20代、30代の女性をメインに圧倒的に支持される、コスメ・美容の総合情報サイト「@cosme(アットコスメ)」を企画・運営している企業です。
設立は1999年、2012年3月にマザーズ市場に株式を上場し、同年11月には東証第一部へ市場変更を果たしました。現在では、月間ユニークユーザー約980万人(2015年6月期 第2四半期 決算説明資料より)を誇る日本最大級の美のポータルサイトに成長しています。
今回はアイスタイルについてまとめました。
「生活者中心の市場創造」をビジョンに設立
創業者の吉松 徹郎氏は、1996 年に、アンダーセンコンサルティング( 現・アクセンチュア) へ入社。総合コンサルティング会社での「本質を捉え、考え続ける」という経験が、経営者として大きな糧となりったそうです。
その後、1999年に、化粧品に関する消費者目線の情報をデータベース化し、それを活用することで、企業の商品開発に役立てるというビジネスモデルを考えだし、起業しました。
生活者の意見が企業に届き、より良い製品を作り出してほしい。そんな仕組みづくりを願って誕生しました。
@cosmeの事業を中核に様々なビジネスを展開
アイスタイル=@cosmeのイメージで定着しているので、コスメの口コミサイト運営の会社だと思う方が大半でしょう。しかし、実態は独自のデータベースの活用により、あらゆる角度からメディア・小売・流通・人材・イベントなど様々なビジネスを展開している会社です。
オンラインショッピングサイトの「cosme.com」、リアル店舗の「@cosme store」、サロン、ヘアサロン、クリニックの店舗情報を掲載する「ispot」の運営などを展開しています。
これからは、日本国内やコスメだけでなく、美容全般を対象とした「アジア最大のビューティープラットフォーム」の構築を目指しています。常に生活者の視点から、マーケットをデザインしていくことを忘れずに、新しいことに挑戦し続けています。
一消費者の意見を束ね、市場を変えていく夢のあるビジネスモデル
インターネットが普及する前は、商品を使用して「もっとこうだったらいいのに」とか、「ココが素晴らしいから使い続けている」という感想を伝えられるのは、友人知人や身内などごくごく一部でした。
その感想をまとめてくれる場所「@cosme」が登場したのです。次々に新商品のでる化粧品業界。広告だけでは、本当にいい商品なのかわからない。誰か本当に使った人の感想が聞いてみたい。そんな女性たちのニーズに応え、なおかつその意見が商品の開発にも大きく関わっていくという、好循環を生み出しました。
自分の意見から、商品が変わっていくという喜びを感じる、消費者に対して夢を提供するビジネスモデルです。
まとめ
美のポータルサイトとして日本最大級の地位を確立した「@cosme」。今後は、アジアを中心とした海外にも進出し、「アジア最大のビューティプラットフォーム」の構築を目指しています。
社会の仕組みそのものを変える「Market Design Company」として、これからもワクワクする未来を切り開いてくれそうで、期待が高まります。
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