6年という期間で世界219か国に利用者がいるLang-8という会社。
Lang-8は異なる母国語をもつ人同士がそれぞれの言語を学習できるサービスを提供しています。創業者の喜洋洋氏は幼少時、日本に移住してきた京都大学卒業の若者です。
今回はサービスをグローバルに展開しているLnag-8創業者、喜氏についてご紹介します。

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起業のきっかけは留学先での経験

”自分の書いた中国語の文章を中国人の友人に添削してもらってたんです。代わりに、私はその友達が書いた日本語の文章を添削してあげて。彼も日本語を勉強している最中だったので、ちょうどギブ&テイクの関係になれたんですよね。”

(http://careerhack.en-japan.com/report/detail/263より抜粋)
4歳より日本で育った喜洋洋氏は、中国語を学ぼうと思ったときに壁にぶつかりました。
その時に留学先の上海で中国人の友人とLanguage Exchangeを通じ、お互いの文章を添削しあったそうです。
それがきっかけで立ち上げたのがLang-8です。

Lang-8は外国語を勉強している人同士がお互いの言語を教えあう仕組み

”Lang-8は外国語を勉強するためのウェブサービスで、勉強している人同士がお互いの言語を教えあう仕組みになっています。例えば、英語の文章を書くと、英語ネイティブが添削をしてくれ、お返しに日本語でこちらが添削をするという風に。英語に限らず、約90言語に対応していて、3か国を除いた世界中のほとんどの国で使われています。”

(http://gipj.net/news/n140817/より抜粋)
このノウハウを、日本語と中国語だけでなく英語や独語など90言語以上のあらゆる言語同士をLanguage Exchangeできるようなサービスにまで高めたのがこのLang-8というサービスです。

経営に大切なのは自分自身が走り続けること

“自分自身がサービスの前線に立ち、ユーザーさんの声を聞いて、新しい要望を自分の手で実現していく。そうすると、人任せの状態ではなかなか気づけないことが見えてくるんですよね。サービスの責任者として視野が広がったというか。”

(http://careerhack.en-japan.com/report/detail/270より抜粋)
Lang-8のサービスが大きくなるにつれて、会社も大きくなり人も採用するようになって、より難しい経験もあったようです。
しかし自分自身が先頭に立ってユーザーの声を聞いて自分の手で切り開くことで発見したこともあったと述懐しています。

まとめ

世界の外国学習者同士をつなぐサービスLang-8。彼は起業時の苦労をこのように話しています。

“一番苦労したことは、私自身プログラミングをできなかったことです。色々あり、エンジニアの友人と仲違いしてしまい彼が会社を離れてしまうことになりました。当時、10万人のユーザーを抱えていましたが私一人だけになってしまいました。自分にはよく分からないサーバーが動いている状態がかなり大変でした。新たに人を雇っても、私自身がプログラミングを分からないとまた同じことを繰り返してしまうと感じたので、その後2年かけてプログラミングを習得しました。”

(http://kigyotv.jp/interview/lang-8/より抜粋尾)
しかし、ユーザーの声を常に聞き、サービスを改善し続けること、さらに自身で改善できるように0からプログラミングを学ぶ姿勢というのは、サービスに対する真剣さが伝わるエピソードですね。
起業しようと思うなら、それに対して200%の努力を行うべきです。ぜひ参考にしてください。
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