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「Shazam」を知っていますか?
外出先などで、ふと耳にした音楽の曲名が思い浮かばずに、もどかしい経験をしたことはないでしょうか?
そんな時、携帯電話を近付けるだけでその楽曲やアーティスト名が検索出来たら便利ですよね。
今回は、音楽を認識してくれる「Shazam」についてまとめました。
Shazamとは?
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Shazamは、いつどこにいても、今聞いている音楽を調べることが出来るアプリです。
音楽認識技術を提供する、英Shazam Entertainment Limited社が2002年に開発しました。
本社はロンドンにあり、ニューヨーク、カリフォルニア、ロサンゼルス、シカゴ、デトロイト、シドニー、ソウルなど世界規模で 事業所が展開されています。
現在アプリケーションは、iPhone, Android, Nokia, Blackberryと幅広いスマートフォン機器に対応していています。
出典:http://app-liv.jp/284993459/
アプリケーションを起動して、「タグ」ボタンをワンタップするだけで、Shazamは流れている音楽をマイクから拾って5秒ほどで認識、その歌手名、楽曲名がわかります。
さらに、検索結果画面にはShazamによる歌手の紹介、iTunesで直接楽曲を購入できる機能、Facebook やTwitter上にいる友達へ曲を共有することまでできます。
大手企業でも「Shazam」の勢いには追いつけない
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世の中にある音楽認識機能サービスは、Shazamだけではありません。
Googleは「Google Now」に音楽認識機能を追加、Facebookも自動で聴いている音楽のIDを見つける機能を公式アプリに加えました。
さらにAmazonも自社開発のスマホ「Fire Phone」に音楽・動画発見機能Fireflyを搭載するなど音楽認識機能は大手も力を入れています。
しかし、大手企業でもShazamの勢いには追いつくことができません。
その1番の要因は、Shazamを利用できる機器を拡大していることだと言えます。
iOS 8でSiriと連携し始めたことで、Siriを起動してホームボタンを押しながら流れている曲名をSiriに尋ねると答えてくれます。また、Macアプリでもリリースしました。
アプリ、OS、デスクトップにも機能を広げ、ますます利用者が拡大することが期待できます。
音楽認識だけでは終わらない、Shazamの新機能
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これまでは再生される音楽やテレビの番組やCMなどが対象でしたが、Shazamではこれから、ポスターや雑誌のページ、包装されたグッズ、QRコードなども読み取りが可能になります。
この「Visual Shazam」機能は、Shazamロゴの入った対象物をアプリでスキャンすると、Shazamのアプリ内で限定特典、グッズ購入のクーポンなどを得ることが出来ます。
メールアドレスやSNS連携など手間の掛かる登録操作を一切することなく、コンテンツが見れたり購入ページに飛ぶことができます。
ディズニーが映画「トゥモローランド」のプロモーションでVisual Shazamを使った雑誌広告を出しており、音楽認識だけは終わらないところがShazamの強さだと言えます。
「Shazam」の今後に期待!
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日本でも550万人以上のユーザー数を持ち、世界一使われる音楽認識アプリと言われているShazam。
その強みは、圧倒的なユーザー数・簡単さ・紙メディアへの拡大の3点だと言えます。
そして、今後は音楽だけではなく紙メディアに広がり、広告やプロモーションの可能性を拡げてくれることが期待できます。
「Shazam」についての詳細はこちら