物流の複雑な手続きはもう不要？オープンロジが6000万円の資金調達に成功！

2015年03月06日 2015年03月06日

起業tv編集部

３月４日、物流のアウトソーシングサービス「オープンロジ」を運営する株式会社オープンロジは、インフィニティ・ベンチャーズLLP、及び個人投資家として千葉功太郎氏を引受先とする、総額6000万円の資金調達を実施した。調達した資金は、発展の中核を担う人材の採用、経営基盤の強化に充てられる見込み。

ライターの視点

オープンロジは「物流をもっと簡単・シンプルに」をコンセプトに、倉庫会社をネットワーク化し、低価格な物流アウトソーシングをお客様に提供する物流のEコマースサービス「オープンロジ」を展開しています。

物流の複雑なオフラインでの手続きを一切とらず、透明でシンプルな業界最安値水準の料金体系と手続きの簡略化したものです。物流企業が提供する品質の高い物流サービスのEコマース化を実現しました。
倉庫会社をネットワーク化し、非稼働時間・遊休スペースを活用したことがこの事業のポイントだと思います。

ネットワーク化した倉庫会社への物流アウトソーシングサービスを、中小規模の通販・EC事業者向けに提供しており、入庫料は1個あたり15円、保管料と配送料はサイズ別に料金を設定しています。
固定費は無料で、荷物単位での従量課金制を採用しているようです。
誰でも簡単に利用できるため、中小規模のEコマース事業者から個人でのオークション利用まで幅広いニーズに対応しています。

また、TechCrunch　Tokyo　2014では審査員特別賞受賞、Infinity Ventures Summit Launch Pad 2014 Fallでは第6位と、高い評価を得ています。
今回の増資は、人材の採用や経営基盤の強化を進めるために活用され、「新しい物流サービスの構築」を目指していくようです。また、海外の発送にも対応するようです。これからの物流業界の流れに注目しましょう！