近年では、スマートフォンは日本でも多くの人に利用されるようになりましたが、そんなスマートフォンをよりよく使うための事業を立ち上げた方がいます。
今回は、株式会社マナボ代表取締役社長の三橋克仁氏についてご紹介します。
『死を思え』
”いずれ死ぬんだから自分のやりたいことを好きなようにやるのがいいんじゃないか、そのために全力で今を生きるんだ、というメッセージとして僕は受け取った”
彼は、起業の決断を後押ししたものとして、こう話しています。
彼が個人的に好きだったMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ准教授の石井裕氏がどこかで言っていた、『Mement mori』という言葉(ラテン語で『死を思え』)という言葉を思い出し、それをこのように解釈したのだと言います。
彼は起業するまでに、様々な出来事を経験したそうですが、シリコンバレーに留学したときに「死んだ時のことを考えたら、自分のやりたいことをやってから死にたい」と思い、起業をするという踏ん切りがついたそうです。
社会に最も貢献できるのがIT×教育
事業内容としては、スマートフォンアプリで家庭教師から個別指導が受けられる教育サービス「スマホ家庭教師mana.bo(マナボ)」というサービスを展開しています。
スマートフォンからIT技術を駆使して、いつでもどこでも勉強ができるように、学生が勉強しやすい環境を提供しています。
”自分の力で社会に最も貢献できると考えたのが" IT×教育"の領域でした”
彼は大学院時代に、教育とITのクロスドメインで『東大ノート』というサービスを行っている会社に誘われ、その会社の責任者的なポジションになりました。そこで、大学院を休学してまで働いていたという経験があります。
そういう経験もあってか、ITと教育を掛け合わせた事業に関しては強い興味があったようです。
このままでいいのかどうか
”生まれたからには歴史に自分の名を刻みたい”
三橋氏は、自分の人生を見つめ直してみたときにこう思ったそうです。起業をする際には誰もが、失敗しないだろうか、失敗したときにどうしたらいいだろうかと悩む方も多いと思います。
先に述べたように、人間はいつか死にます。もし後悔がないように生きていきたいのであれば、自分がこのまま死んでもいいのかと見つめなおしてみると、そこに挑戦する勇気が生まれるのかもしれません。
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