みなさんは、リクルート出身の起業家が多くいらっしゃるということをご存知ですか?
その中の1人である、リンクアンドモチベーションを創業し、現在会長を務める小笹芳央氏。
一体、小笹氏はリクルート勤務時代に何を思い、起業の道を選んだのでしょうか?

小笹芳央氏の経歴

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出典:https://www.recruit.jp/news_data/release/img/20120903_01.jpg
1961年生まれの小笹氏は、早稲田大学政治経済学部卒業後に株式会社リクルートに入社しました。
リクルートで組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員などを経て、2000年株式会社リンクアンドモチベーション設立し、同社代表取締役社長に就任しました。
小笹氏はリクルートに14年間勤めており、最初の7年間は人事部として人材の採用、初期教育に携わっていました。残りの7年間は、顧客企業向けに組織人事関係のコンサルティングを行う部署を立ち上げ、その責任者を務めています。

起業の経緯

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出典: http://service.jinjibu.jp/article/detl/innovator/845/3/
14年もの間、リクルートで人事、組織、採用などの分野に携わっていた彼は、なぜ起業に踏み切ったのでしょうか。
彼は、リクルートで務める中で、企業経営にとって人材のモチベーションがとても大きな意味を持つことを強く感じるようになったといいます。その当時は人材ビジネス業界において、モチベーションに特化した会社はありませんでした。
そのため、起業し、その分野の見識を高めてデータベースを蓄積していけば、”オンリーワンかつナンバーワン”の会社になれると考えたようです。
そこでリクルートを辞め、モチベーションに特化したコンサルティング会社として、リンクアンドモチベーションを設立したのです。

リンクアンドモチベーションの今後の展開

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出典:https://finc.co.jp/blog/?p=668
リンクアンドモチベーションのメインプロダクトは、モチベーションマネジメントサービスです。
小笹氏は「社員のモチベーションを成長エンジンとする経営が時代を制する」「これからの個人は、アイカンパニー(=自分株式会社)の経営者である」と述べています。
今後の展開としては、企業向けのビジネス部門、個人の学びを支援するアカデミー部門、そしてスポーツチーム運営とレストラン営業を行っているエンターテインメント部門の事業拡大をしていく模様です。それにより、企業だけでなく個人のモチベーションアップも支援し、生産性の高い社会を目指します。

まとめ

小笹氏が起業したきっかけは、リクルート時代に感じた社会に対する問題意識でした。14年という長い時を経て得た経験が、今の事業に存分に活きている例だと言えます。
「起業というのは言いたいことを社会に伝えること」だと小笹氏が語るように、多くの起業家は何か社会に対して問題意識を持ち、それを解決すべく起業しています。
今後も、彼のように経験に裏打ちされた強い意志を持つ起業家が、社会を大きく変えていってくれることでしょう。
 
リンクアンドモチベーションについての詳細はこちら
 
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