大きな買い物である「自動車」
いつまでも綺麗に乗り続けたいですよね。
今回は、洗車やカーコーティングに情熱を燃やす、KeePer技研株式会社の谷好通氏の魅力に迫ります。
晴れの日が嫌いだった若い頃
“昔のガソリンスタンドでは、ガソリンを満タンに入れてくれれば、洗車をタダでサービスすることは当たり前でありました。
だから、雨が降った翌日などは、ガソリンを満タンにして洗車をしてもらう車がいっぱい来ました。
同じ給料をもらっていても、雨が降って暇な一日と、晴れて給油と洗車でごった返す一日では、天国と地獄の差があって、若い私は晴れの日が嫌いでした”
谷氏は18歳の頃にガソリンスタンドで働き始めてから、洗車との付き合いはずっと続いています。
その当時、洗車は単なる労働としか考えておらず、仕事が多い晴れの日が嫌いで仕方なかったと言います。
若かったこともあり、できるだけ楽できる方法はないか、いつも考えていたそうです。
しかし、ある時突然その転機が訪れました。
満足が感謝で返ってくる喜び
“お客様の大きな喜びとは、すなわち満足であり、サービス業としての付加価値でもあります。
またお客様の満足は、私達に感謝として返ってくることも多く、私たちの「やりがい」にもつながります”
彼はある時、車がきれいになることとお客様の喜びに二乗関係があることに気が付きました。
車を綺麗にすればするほど、お客様は喜び、感謝をしてくれるのです。
少しでも仕上がりを良くすればするほど、お客様の喜びが感謝として返ってくることに面白さや楽しさを感じて、それからは洗車にのめり込んでいったというわけですね。
彼の場合は自然にでしたが、無理にでも仕事の面白みを見つけることによって、嫌な仕事でも楽しい仕事に変わるのではないでしょうか。
仕事を喜びに
“「洗車」、つまり「洗う」「磨き、護る」「掃除する」そのすべての意味で「洗車」、つまり車をきれいにすることがお客様の期待を上回る形で提供できれば、それは"労苦"ではなく、"喜び"としてのビジネスに昇華するはずであり、
お客様から二乗効果で得られた報酬は、そのビジネスを豊かに、より広く広める事が出来るレベルであると確信したのです”
仕事の出来が良いときに、評価が自分の努力を上回ることがあります。
一生懸命働くことによって犠牲にした分よりも大きく評価されることで、仕事は喜びに変わるのです。
「努力は報われる」とは、このことを言うのでしょう。
まとめ
お客さまの期待を良い意味で裏切りながらサービスを提供することで、お客様の喜びを大きく増やすことができます。
そして、それが感謝として返ってきたことによって仕事が楽しくなるということですね。
仕事が苦痛と思っている方も、このように喜びの循環サイクルを作ることで、その思いが変わるかもしれません。
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