3月3日、株式会社ジモティーは、株式会社ドコモ・ベンチャーズ、株式会社オプト、株式会社環境エネルギー投資、西武しんきんキャピタル株式会社から資金調達を行った。調達した資金は、WEB掲示板サービス『ジモティー』を広く普及させるためのマーケティング強化並びに人材採用に充てられる見込み。
ライターの視点
株式会社ジモティーは「地域の今を可視化する」を理念に事業を行っている会社です。
地域での助け合いに特化したwebサービス「ジモティー」を運営しています。
クラシファイド広告という言葉を聞きなれないかもしれませんが、「特定分野・地域の小さな広告を多数まとめて一覧形式で情報の集合として魅せるスタイルの広告」のことです。
実際のサイトを見ると、広告のようで広告でない形です。
自分が欲しい情報を検索し、それに関する情報しか表示されませんからね。
今回投資をした株式会社ドコモ・ベンチャーズは、
“クラシファイド広告サイトは、諸外国では既に大きなトラヒック及び市場を確立しており、日本においても今後の大きな成長が期待されているなか、ジモティー社は、同事業分野において、現在日本国内でトップクラスの利用者数及びコンテンツ量を有しております”
と掲載しており、ジモティーのコンテンツ力を高く評価しています。
地域のつながりが薄れゆく中で伸びつつあるこの市場でトップの勢力を誇るジモティーですが、伸びているだけに競合も多いことでしょう。
これまでの認知度向上のための施策も大変だったのではないかと思いますが、ナンバーワンであり続けるためにどのような戦略を生み出すのか。今後の展開に注目です!
会社概要
ジモティは,不動産情報をはじめ、仲間・サークル募集、売買・交換情報などさまざまな地域情報を誰でも投稿・掲載できる地域情報掲示板「JMTY(ジモティー)」の企画、開発、運営をおこなっている。
設立は2011年、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役社長は加藤貴博氏である。
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