現在では、大学生のインターンというものが増えてきています。
なぜやるのかは人それぞれだと思います。
そんな中で、しっかりと目的を持って大学1年時からインターンとして働き、売買価格を比較するサイト「ヒカカク」を運営する株式会社ジラフの麻生輝明氏から、学生起業家が起業して成功する秘訣を見てみましょう。
経営の楽しさを知った中学時代
出典 http://hikakaku.com
“中学生の頃に、コミュニティサイトの立ち上げに携わって楽しかった思い出がありまして、場を作ったり、サービスを提供することの醍醐味を知ってしまいました…(中略)…
そんなことがあって将来は経営に関わる仕事に就きたいと考えていました”
彼が経営に興味を持ち始めた原体験は中学時代にあります。
「人と違うことをやりたい」という意識からではなく、楽しみとしてやり始めたことでした。
ビジネスは体験しないとわからない
“いまいち、机上の空論の感覚があって。
ビジネスは体験しないといけないとわからないな思ったんです。
単純に知識を吸収する上でも、学びながら働く方がいいなと思って探し始めました”
経営学に興味を持っていた麻生氏は、名門一橋大学の商学部に入学し、学生生活を送っていました。
しかし、そのような素晴らしい大学での授業ですら、彼にとっては「机上の空論」でしかなかったのです。
“普通に授業受けてるだけだと、意味はわかるけど多分目に浮かぶようには理解できない。
長期インターンで社内で働くことを経験すると教授の話にストーリーが加わるんですよね”
彼は、その問題を解決すべく、インターンを始めました。
その経験が大学での授業に肉付けをしてくれ、ただ聞いているだけでは得られない価値を得ることができたのです。
良いものをより良くすることで、今まで見えなかったものが見えてくることもあります。
成長し続けるには
“僕は他人から承認「されない」ことが活動の源泉になっています。
周りから認められてない状況が自分のパワーになる。
かといって、承認「されたい」かっていうと難しいです。
承認欲求が満たされたら、それでゴールになってしまう気がして。
でも、ステージが上がるたびに必ず「自分のことを認めてくれない人」というのは存在します。
その人の前で結果を示して信頼されようという気持ちが常に働いているおかげで、成長意欲が保たれているのではないかと思っています”
人には「褒められて伸びる」タイプとそうでないタイプがいます。
彼の場合は、承認されないことによって成長意欲が増し、より高みを目指していくことができたのですね!
チャンスを本気でつかむ
出典 www.blogos.fr
“程度の差こそあれ、誰しもチャンスというのは訪れていて、それをきちんとチャンスとみなして、本気でつかみ取ろうとするかという意識の差も大事なのではないかと思っています”
誰にでもチャンスは平等に訪れていて、それを掴むためのアンテナを張れているかどうかが明暗を分けるというのはよく言われることです。
みなさんも、来るチャンスに備えて、常にアンテナを張り巡らしてみてください。
そうすれば成功が見えてくるかもしれません。
ヒカカクについてはコチラ