3月9日、iPS細胞技術の事業化支援や分化細胞の輸入販売、細胞の分析・測定用の機器の共同開発など、細胞に特化した事業を行っている株式会社iPSポータルは、株式会社島津製作所やエーザイ株式会社、味の素株式会社などの計13社からの資金調達に成功した。今後は、この13社と協力して研究要員を積極的に増員し、iPS細胞の研究者を大幅に強化することにより、iPS細胞関連技術の事業化をさらに拡大・加速していく見込み。
ライターの視点
2012年の山中教授のノーベル賞の獲得で話題になったiPS細胞ですが、それに特化した事業を行っている会社があることはご存知でしたか?
今回14.2億円という非常に大型の調達を行ったiPSポータルですが、
今後はiPS細胞関連技術の研究設備増強と、再生医療向けiPS細胞関連製品の製造受託を行う体制の整備を行うと発表しています。
また、2018年度までに10人程度の増員をするようです。
このように、多くの企業を巻き込むことによって事業を拡大していこうと考えているようです。
計13の協力を得ることが出来たという事実は、多くの人がiPS細胞に期待しているということです。
実際、2014年9月にも、iHeart Japanという会社が資金調達に成功しています。
今回の資金調達によって、私たちの未来が少しでも明るくなってくれることを願っています。
今後の展開に期待しましょう!
会社概要
iPSポータルは、iPS細胞技術実用化支援、各種細胞輸入販売、バイオ機器ショールームなど iPSアカデミアジャパン株式会社から特許以外の業務の譲渡を受けて、2014年9月から業務を開始した。
設立は2014年7月、本社は京都市上京区にあり、代表取締役社長は村山昇作氏である。
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