4月16日、ハイブリッド・サービス株式会社は、ルクソニア株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、4月16日付でルクソニアと株式交換契約を締結した。今後は、シナジー効果を生み出し、事業を拡大していくことを目標としている。
ライターの視点
今回親会社となったハイブリッド社はもともと、太陽光発電に関しては製造、LED事業に関しては販売がメインでした。
そのため、製造から販売の流れが上手くできていませんでした。
それとは対照的に、ルクソニアはLED照明の製造販売に加え、太陽光発電システム事業にも取り組んでいる企業です。
ルクソニアを子会社化することで製造から販売までの一貫したサービスが可能となり、ハイブリッド社を支える事業として成長する可能性に期待できると見込んだのでしょう。
今回の子会社化に関するハイブリッド社の決断には、新たな経営戦略を求められていた背景があります。
同社のビジネスを主に支えていたのは、オフィス用品業界のプリンタ印字まわりの消耗品です。
しかし、その市場が成熟化傾向にあり、競合他社との苦戦を強いられていました。
そのため、新分野での成長が迫られていたのです。
今回の子会社化によって、互いのノウハウを活かすことで新分野を伸ばしていこうと考えたのです。
太陽光発電やLEDは、今後ますます人々のエコな生活を支えていくので、ハイブリッド社の今後の成長に期待したいです。
会社概要
ハイブリッド・サービス株式会社は創業以来、トナーカートリッジ、インクジェットカートリッジ、インクリボンなどの販売において、特定のメーカー系列に属さない独立系サプライヤーとして、 オフィス用品業界のマーキングサプライ(プリンタ印字廻りの消耗品)市場におけるワンストップ・ベンダ-としての体制を確立してきた。1986年設立、本社は東京都中央区にあり、代表取締役は吉田弘明氏である。
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