4月22日に、クラウド型の人力翻訳プラットフォーム「Gengo(R)」を運営する株式会社Gengoは、アライドアーキテクツ株式会社や株式会社リクルートホールディングスなどから総額6億円の資金調達を実施したことが発表された。今回の資金は、Gengo(R)の高精度な翻訳プラットフォームを活用したサービスの拡充など、両社の知見とテクノロジーを活かしたサービス連携を行い、事業拡大に充てられる見込み。
ライターの視点
Gengo(R)は、ワンクリックで言語の壁をこえ、全ての人が世界中の情報を理解・発信できるようにサポートをするクラウド型の人力翻訳プラットフォームです。
合格率約7%の厳しい翻訳テストに合格した約15,000人ものトランスレーター(翻訳者)が、37ヵ国語・63言語ペアもの翻訳に対応しています。
このサービスの翻訳のスピードと質は高い評価を得ています。
SONYや楽天を始め、さまざまな企業で活躍しているようです。
1文字4円〜、もしくは1単語6円〜翻訳でき、ユーザーの翻訳したい文字量に沿った料金プランになっています。
そのため企業向けのものだけでなく、個人やエンジニア向けなど、それぞれの目的に沿ったシステムを活用できます。
今回出資をしたアライドアーキテクツでは、2012年より、アジア地域に向けてサンプル情報やクチコミを掲載している「モニプラ」を主軸とするSNSプロモーション事業を展開しています。
各国の現地企業や日 本企業の現地法人を対象としたSNSキャンペーン支援を通じて、アジア地域におけるSNSユーザーと顧客企業との「つながり」を生み出しています。
同社は今後も「ソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ」という企業理念のもと、さらなるサービスの拡大を行う予定です。
今回の出資は、世界に向けたサービス拡大に際して、Gengoが抱える人材や組織を利用していこうという目的があると考えられます。
今回の出資により、さらにお互い成長できるのでしょうか?
今後の展開に期待しましょう!
会社概要
株式会社Gengoは、オンライン翻訳サービス「Gengo (ゲンゴ)」 (旧サービス名: myGengo) の運営、多言語化を支援する翻訳管理統合ツール「String (ストリング)」の提供を行っている。質の高い翻訳機能とスピードを兼ね備えたサービスである。設立は2009年、本社は米国デラウェア州にあり、代表取締役はマシュー・ロメイン氏である。
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