誰もが簡単にECサイトを作れる現代。特にスマホが普及した現在の日本では、"オンライン上"の接客が重要となります。つまり、サイト訪問者が次のアクションを起こしやすい仕組みを作れるかどうかが、ECサイトとしての収益性を左右するのです。
今回はスマホに特化した販促プラットフォーム「Flipdesk(フリップデスク)」について紹介します。
Flipdesk(フリップデスク)とは?
出典:https://flipdesk.jp/
Flipdeskは2014年、株式会社Socket(ソケット)が作った販促プラットフォームです。背景としては、スマホの普及に伴い、コンバージョン率の低下や、メルマガの開封率の低下などがEC業界共通の課題であり、スマホを中心とした顧客との新たな接点が必要となってきました。
このような課題を解決するために開発されたのがFlipdeskです。このシステムはネットショップのサイトにタグを1行埋め込むだけで、実店舗のようにユーザーの行動を自動で解析してくれます。
出典:https://flipdesk.jp/
そして、ユーザーごとに最適なキャンペーン告知やチャットサポート、またクーポン発行等を自動配信することで、訪問者の購買意欲を高め、店舗の購買率を上昇させる効果があります。HPではFlipdeskの実績として「顧客満足度80%アップ」「CVR(コンバージョン率)20%アップ」「顧客単価35%アップ」を載せています。
サービスの特長、差別化できる理由
出典:http://bb-relife.jp/interview/it-web/4117
代表の安藤氏は、高卒で消防士になる等、起業家としては稀有なキャリアを歩んでいます。その過程で、中国でEC支援を行うベンチャーの立ち上げに関わり、ECサイトの販促支援サービスにたどり着きました。CTOとは前職から互いに知っていて、意気投合するうちに「一緒に起業しよう」と口約束していたそうです。
ECに精通した二人が一緒に起業したからこそ、このサービスが生まれたのではないかと思います。
株式会社Socketが生み出したFlipdeskには、以下のような特徴があります。
出典:https://flipdesk.jp/
①訪問者の状況に応じて、最適なタイミングで自動的に接客し、あらゆるサイトのコンバージョン率を改善
②サイト訪問者が「どこからやってきたのか」「サイト内でどんな行動をとっているのか」などの情報を自動的に取得し、アクションを待つよりそれぞれに最適なタイミングでアクションを喚起させ、最適な接客を実現
③サイトに訪問したお客様に対して、おすすめの商品やキャンペーン情報など、パーソナライズされたメッセージを「置き手紙」感覚で配信可能
④サイトに訪れたお客様を、チャットでサポート。メールや電話とは違った、カジュアルでスピーディーな接客が可能
⑤お客様に合わせたクーポンを、最適なタイミングで自動発行。会員登録、アップセル、離脱防止など、さまざまな場面で活用可能
一言でまとめると、Flipdeskは
①メルマガよりも自然に情報を届けられる②ベストなタイミングで特別オファーができる③ユーザーの状況に合わせたメッセージを配信できる④チャットに近い接客体験を自動で提供できるシステムと言えます。
導入実績
出典:https://flipdesk.jp/
ヒューマンアカデミー、東急ハンズ、メガネスーパー、ソフトバンクホークス、ベルーナなど多数の企業に導入されており、さらに導入する企業が拡大しております。HP上では25社の導入が確認できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今では個人でも生計を立てやすくなった時代で、物販にインターネットは欠かせません。モノで差別化しにくくなった時代、"オンライン上"の接客が重要です。
これから起業し、何かをネット上で売買するとき、自分たちで意識的にサイト設計するのが一番ですが、今回紹介したFlipdeskもぜひ思い出してください。
Flipdeskについて詳しく知りたい方はコチラ