2015年5月15日、プライベートマーケティングプラットフォーム「B⇒Dash(ビーダッシュ)」を提供するフロムスクラッチ株式会社は、Draper Nexus Venture Partnersと、伊藤忠テクノロジーベンチャーズのVC2社及び他既存株主の計4社から総額約3億円の資金調達を実施したことを公表した。調達した資金は、B⇒Dashの新規機能開発・アップデート、組織体制の大幅強化等の実施に充てられる見込み。
ライターの視点
フロムスクラッチが提供する「B⇒Dash」は、企業のマーケティングプロセス全体のデータを統合し、分析/管理/改善/施策を可能にするクラウドSaas型マーケティングプラットフォームです。
では、このサービスで一体何ができるのか。
具体的にソーシャルマーケティングの例を用いて説明します。
従来のツールでは消費者の行動を断片的にしかキャッチが出来ず、SNSが成果にどのくらい貢献しているかが不明でした。例えば、Facebookには対応しているけども、Twitterには対応していないという具合です。
それが「B⇒Dash」により顧客行動を一本化して把握をすることで、効果的なSNSを見極め、効果の高いメディアへ注力出来るようになりました。
これにより、従来のように複数のツールを使用する必要はなく、一つのツールで効率的なマーケティングを行えるようになったのです。
今回の資金調達の決め手は、今まで混雑していたマーケティング手段を統一することによって、各社のビジネスプロセスや業務フローに対してカスタマイズし、フィットさせることにあると思います。
これにより、作業効率の改善が期待でき、収益の増大が見込めます。
マーケティングは企業にとって必須であり、このようなサービスの価値はさらに高まっていくと思われます。
更なる「B⇒Dash」の機能の充実に期待です。
会社概要
株式会社フロムスクラッチは、”日本のGlobal Presence向上”をミッションとし、日本にマーケティングテクノロジーイノベーションを起こすべく、独自のマーケティング基幹技術である『MIERKAマーケティング』を軸に事業展開。企業のマーケティング活動の生産性向上/課題解決を実現するプライベートマーケティングプラットフォーム「B⇒Dash」の開発をしている。
設立は2010年4月、本社は東京都新宿区にあり、代表取締役は安部泰洋氏である。
フロムスクラッチについての詳細はコチラ
プレスリリースはコチラ