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起業にも向き不向きがある
何をするにしても、向き不向きというものがあります。
起業家や経営者でも、同じです。
勉強して知識をつけたり、意識していくことで変えていくことは可能ですが、生まれ持った性格をガラッと変えるというのは難しいことです。
ですが、自分の弱みを知っているだけで、その後の動き方も変わってきます。
そこで今回は、起業家に向いていない人の特徴をみていきましょう。
①自分の頭で考えられない人
会社を起業するとなると、最初はやはり全てのことを自分で考えなければいけません。
「早々に仲間を見つけ、その仲間に考えてもらえばいいや」
そう考えている人は、危険です。
もちろん、自分では苦手な分野の知識を豊富に持つ人に頼るということも大切ですが、頼ってばかりでは、自分が実現したいものがはっきりしないまま進んでいくことになりますし、そういった経営者に人はついていかないでしょう。
②完璧主義
起業に失敗はつきものです。
もしあなたが完璧主義者であれば、少しの失敗で落ち込んだり、その部分の改善に力を注いでしまうでしょう。
そうなれば、スピードが遅くなり、なかなか事業が前には進みません。
③感情的
起業家に必要なのは、論理的思考だと言われています。
周りの多くの人を巻き込んで事業を進めていくわけですから、ある程度納得できるように筋道を立てて物事を考える必要があります。
「感情的な部分に訴えかける」ことは必要ですが、あなたの感情をぶつけるだけではなかなか理解してもらえないでしょう。
④人のせいにしがち
会社を起業するということは、あなたが組織のトップとして指揮をとっていくということです。
そのため、何をするにしても意思決定を行うのは、あなたなのです。
ある失敗が起きたときに、それを実際にやった人のせいにするのは、おかしな話です。
当事者からしても不満が募りますし、トップとしての信頼も得られなくなります。
⑤健康管理ができない
会社を起業したばかりの頃には、どんなイメージがありますか?
おそらく、「休みなく毎日長時間働かなければいけない」と考えている方も多いでしょう。
実際、その場合が多いのです。
そんな時に、もしあなたが体調をくずしやすければ、起業初期のスタートダッシュにつまづいてしまいます。
⑥自分が一番正しいと思い込んでいる
いきなり自分の価値観を話してしまうのは、いくら正論であっても心に響きません。
まずは現場をみて、話をしっかり聞くことが重要なのです。現場の人と同じ視点に立つことで、認められてからでなければ人を動かすことはできません。
たとえ従業員が間違ったことを言っていたとしても、1度はその言い分を聞いてみることが大切です。
それにより、自分でも気づいていない視点を得られるかもしれませんし、「聞いてくれている」ということから従業員の信頼を得ることもできます。
⑦飽きっぽい
会社を起業するということは、実現したい社会に向けて打ち込んでいくということです。
そんな時に、目指すべきところがその都度変わっていてしまっては、すべてが中途半端な状態になってしまいます。
1つのことにのめり込むことができるというのは、重要な要素なのです。
⑧こだわりを捨てられない人
先ほど、「飽きっぽい人は起業家に向いていない」とお伝えしましたが、1つのことにこだわりすぎるのもいけません。
起業に失敗はつきものなので、その都度方針を変えて臨機応変に対応していかなければいけません。
こだわりを持つことも大切ですが、その一方で、こだわりを捨てられるということも大切です。
起業家に向いていない要素は改善していきましょう
いかがでしたか?
当てはまるものはありませんでしたでしょうか。
もし当てはまるものがあったとしても、意識することで改善していくことができます。
今後起業を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。