営業がうまくいかず、悩んでいる方は数多くいることでしょう。
そんな時は、何かきっかけを見つけて変わってみることが大切なのかもしれません。
今回は、社員研修・人財育成コンサルティング・会社の仕組みづくりなどをする株式会社クラスモアを経営する坂本玖實子氏から、営業の方法についてのヒントを学んでみましょう。
誰もが経験する苦労
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“最初のころはみごとに失敗続き、成績は最下位でした。
連日、訪問先の玄関先で怒られたり、嫌がられたり、ほとんど成果が上がらず、
何十軒もまわる内に心が折れそうになりました”
“そんな時、ふと気づいたことがありました。
「売ることに執着すれば、お客さまは逃げる」ということです”
もし営業がうまくいっていないなら、「売ることに執着しすぎていないか」自分に問いかけてみてください。
苦労を乗り越えた先にあったもの
“「お客さまのお役に立つことだけをしよう」と心に誓いました。
そう思い直すと、自分が訪問するのは「良いことをするためだ」という自信が生まれ、商品説明もどうどうとできるようになり、話を聞いてくれる人が増えていきました”
ただ「売る」目的のためだけに営業に出てしまうと、その行動がもつ価値や意味を見失ってしまいます。
「良いことをするためだ」という自信を持つことができれば、そこに価値を見出すことができるのです。
なかなか徹底できない「当たり前のこと」
出典:http://classmore.info
“ビジネスの基本は「お客様のお役に立つこと」。
この“当たり前”が、なかなか徹底できていない現場をこれまで数多く見てきました”
そもそもビジネスの本質はお客様の役に立つことにあるため、売ることに執着しすぎるとうまくいかなくなってしまうのです。
ではどのような営業をすれば良いのか、それは「心の営業」だと語ります。
“「心の営業」とは、売りつけるのではなく、お客様に媚びるのでもなく対等な立場で心からお客様の問題解決に努める仕事の仕方です”
まとめ
坂本氏は、ビジネスの本質的な価値に気づくことで、道を切り開いていきました。
営業がうまくいかずに悩みを抱えている人は、彼女の考え方を参考にしてみてください。
明日から営業に出かけるのが楽しくなるかもしれません。
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