世界70か国以上で人道支援活動を行う国際協力NGOの「CARE」。
貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性と女子」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況にある人々の自立を支援しています。今回は、そんなCAREの活動をご紹介します。
「CARE」とは
出典:http://www.careintjp.org/whoiscare/index.html
CAREはアジア、アフリカ、中南米、中東など世界70ヵ国以上の発展途上国や紛争地域で自立支援を行っている、世界有数の国際協力NGOです。収入向上、教育、自立支援、保険、水と衛星、環境、コミュニティ開発など様々な分野から支援活動をしています。
紛争や災害が生じた時には、世界中にはりめぐらされた国際ネットワークを生かし、世界各地の被災地で臨時に緊急支援活動も行っています。
CAREの活動理念
出典:http://www.careintjp.org/whoiscare/index.html
CAREはビジョンとして、「貧困が克服され、人々が尊厳をもって安全に暮らすことのできる、希望に満ちた、寛容で公正な世界を目指します」を掲げています。
また、貧困の根絶に向けた世界的な動きの中で、グローバルな知見と機動力を発揮し、選ばれる存在になること、そして、人々の尊厳に対する揺るぎない姿勢が、世界中の人々に知られるようになること目標としています。
このような目標に向け、世界の最も貧しいコミュニティにおける個人や家庭の支援を行っています。
どんな活動を行っているのか?
出典:http://www.careintjp.org/whoiscare/index.html
世界70ヵ国以上の発展途上国や紛争地域に現地事務所を持ち、多岐にわたる分野からの包括的アプローチを強みとし、年間800億円にのぼるプロジェクトを実施しています。活動分野は、「緊急支援」「教育」「HIV/エイズ」「コニュニティ開発」「保健」「水と衛生」「食糧と農業」の7つです。
また、日本でのCAREである「ケア・インターナショナル ジャパン」では、「貧困の根源の解決」というミッションに向け、途上国において災害時の人道支援を行うとともに、「女子教育」「女性の生計向上」「母子保健」「女性のエンパワメント」などの分野に注力しています。
これらの活動はすべて、コミュニティの人々が自ら問題を解決していく過程を支援し、人々の生きるチカラを引き出し、支えていくために行われています。
まとめ
CAREは60年以上の歴史と実績があり、戦後の日本でも食糧や衣類、資材や道具の支援を行うなど、活動の歴史は非常に長いです。「世界の貧困者の70%が女性」であることに疑問を持ち、その疑問を解決すべく「女性」に焦点をあてた自立支援を行っているCARE。
世界には、まだまだ女性の社会進出が浸透していない地域が沢山あります。CAREのような活動が世界中で広まり、すべての人が自分の能力を最大限発揮できる世界になることを願ってやみません。
CAREについての詳細はこちら
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