3月12日、株式会社ブークスは株式会社イーブックイニシアティブジャパンの完全子会社となることを発表した。時期は2015年5月上旬。営業体制の強化と販路の拡大が今回の株式交換の目的となっている。

ライターの視点

みなさんは本屋やネットで書籍を買いますか?もしくは、電子書籍を買いますか?
実は、一般的な書籍を購入する人はあまり電子書籍を購入せず、逆に電子書籍を購入する人はあまり本屋やネットで本を購入したりはしないのです。
今回の子会社化は、これを活かそうと考えた結果です。
株式会社ブークスは、主に本、DVD等の商品をインターネットを介してオンライン書店サービスを企業に販売しています。以下の図でイメージできるかと思います。
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一方の株式会社イーブックイニシアティブジャパンは、コミックを中心に電子書籍の販売を行っています。
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この両社のノウハウ、既存顧客をお互いに共有し合う目的で子会社化されたのです。
「似たような商品を扱っているけど顧客層が違う」というのはどの業界でも見られることだと思うので、今回の子会社化を他の業界でも参考になるのではないでしょうか?
電子書籍と本の顧客層が重なりあうことはあるのか、今後の展開に注目したいです!

会社概要

株式会社ブークスは、本・雑誌・CD・DVD・電子書籍など全200万タイトルを取り扱うオンライン書店を運営している。
その他、出版支援サービス「BookOS(ブクオス)」やブックコミュニティサイト「ブクレポ」を運営するなどしている。
設立は2011年12月15日、東京都新宿区にあり、代表取締役は大貫 友宏氏である。

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