最近では、学生時代に起業する人も増えてきています。
今回は、「Aya Ohzeki」の名で高校生でネクタイブランドを立ち上げた、大関綾氏の魅力に迫ります。
経営者としての鋭い視点やビジョンから、起業機会の見つけ方について考えてみましょう。
経営者である叔父の存在
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”身近に尊敬できる経営者がいたことが大きいですね。遠戚の叔父さんが義足製作の会社を経営していたのですが、彼と接するうちに成功するも失敗するもすべて自分次第という自由な経営者の生き方に漠然とあこがれを抱くようになりました”
高校生で起業するという発想を持つ人はそうそう多くはありませんが、彼女の場合は身近に叔父さんという立派な経営者がいたことが大きかったと語っています。
家族や親戚に経営者がおり、物心がついた時から”社長”について考える機会が多かったという起業家は非常に多いです。
やはり幼少期の環境というものは、その後の人生にも大きな影響を与えるといえます。
実はITで起業も考えていた
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”実は最初はIT業界も考えました。小学生のとき、母に買ってもらったパソコンで独学でホームページを制作し始めたのですが、これがすごくおもしろくてハマってしまい、その過程で画像の加工方法などを覚えて、義足製作の会社を経営する叔父さんからすでに仕事として請け負っていたんです”
彼女は幼い頃から、実務の部分で活用できるスキルを楽しみながら身につけていったのです。
web制作や画像の加工など、IT分野でお金を稼ぎ経験を積んでいたことは、後の会社設立にプラスに影響したのだと思います。
勝ち抜くために
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”ありきたりのビジネスで勝負しても価格競争になれば大資本をもつ企業には勝ち目はありません。勝つためには資本力にも組織力にも負けず、デフレにも影響を受けない独創的なビジネスを創造しなければならない。
それはどういうものかと一所懸命考えた結果、知的財産権を取得して、自分たちだけが作って売ることができるというビジネスモデルを作ればいいと気づきました”
彼女は最終的に、ITではなく日本のものづくりの精神を活かして、日本国内でハンドメイドのネクタイをつくることを決意しました。
なにをやりたいということだけでなく、産業の構造も考え、どうすれば自分が生き残ることができるかということを考えています。
創業したばかりのベンチャー企業に求められていることは、「オンリーワンになること」なのです。
まとめ
”高校卒業まで会社は起こせないとなると、なるべく若いうちに企業したかった私には、市立高校を退学し都立高校を受験し直す以外に道はありませんでした”
起業家になりたいという熱い想いと行動。さらに、ポジショニングを重視し、戦略的に事業展開する点は大変参考になります。
ぜひ参考にしてください。
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