経歴

明治大学卒業後、2006年に楽天へ新卒入社。全社の新規事業コンテストで優勝するなど、多数の新規事業立上げに携わる。2012年にリクルートへ移り、家具情報サイト「TABROOM」の立ち上げ後、2013年「Incubate Camp5th」での優勝を機にサムライト株式会社を創業。同時に、3億円規模のベンチャー投資ファンド「ソラシード・スタートアップス」を設立し、複数のスタートアップの経営・支援を行う。

オウンドメディアを中心としたコンテンツマーケティング


オウンドメディアを中心としたコンテンツを使ったマーケティングを展開しているスタートアップです。立ち上げて1年半ほど経ち、現状のオウンドメディアの立ち上げ数は、国内でもトップクラスといっていい数に育ってきている印象です。
最近ネイティブアドといわれる分野でも商品を出し、注力しているところです。

30~40のメディア立ち上げの実績

業種問わず、大手から中小・ベンチャー、業種も人材、不動産、美容関係、BtoBなど様々行っています。30~40のメディアを立ち上げから運用、執筆、配信まで代行しています。
配信まで提供しているのがサムライトのユニークなところと思っていまして、書くだけではなくアドネットワークという形でコンテンツを提携している媒体社に配信することもセットで提供しているところが強みです。

父への親孝行という思いから起業


小学校・中学時代は活発で、勉強も運動もできた方なので、部活のキャプテンや生徒会長をやっていました。経営者である父親を見て育ったのですが、高校生の時に急死しました。反抗期だったこともあり、最後の言葉も覚えていません。
それをひどく後悔していて、父親が自分に会社を継いでほしいと思っていたのを後々、母親から聞きました。そういうこともあり、起業することが親孝行に繋がると思い、高校の時には将来会社を作ることを意識していました。

20代は修行。30歳で絶対に起業をしようと決めていた。

将来経営者になることを意識して名古屋から東京へ上京したので、当初はギラギラして学校でも浮いていたと思います。
運が良くて、周りに起業やベンチャーに興味がある学生の輪ができ、その仲間たちと学生団体の運営を始めました。ベンチャー企業の社長に話しを伺う機会を作ったり、企業に学生との関わりを作る活動をしていて、それを通じて経営者の方と直接コミュニケーションを取ることができ、更に起業への思いが強くなりました。
一方で当時は今のようなスタートアップのように、すぐに起業できる環境がありませんでした。いろいろな方に話を伺うと、「20代のうちは修行をしなさい」というアドバイスが多くて、それを純粋に信じて修行しようと思いました。
30歳になったら絶対に起業しようと決めていました。就職をするのも起業に近い環境で体験できる会社を選びました。

ベンチャーの良さはスピードとタイミングからくる行動力

起業を志して就職しようとしていたので、新規事業の経験が積める会社に入ろうと楽天に入りました。楽天では新規事業のコンテストが年に一回あり、優勝すると新規事業を実行できる機会が得られます。5年目にそのコンテストで優勝できました。
実際に新規事業の立ち上げに携われたことは非常に多くの学びがあったと思います。良かったのは、すべてうまく行かなくて、失敗しながら学べたことだと思います。
今考えると、うまくいかなかった要因はスピードとタイミングかと思います。大企業ならではの意思決定や判断が遅れると、行動力のあるベンチャーの方が先行するので、その点は強く学びました。

コンテストへ優勝したことが起業の決断


その後、リクルートへ転職してWEBマーケティングや新規事業の立ち上げを経験しました。ある時、インキュベートファンドが主催するビジネスコンテストに誘われました。当時、29歳11ヶ月くらいだったので、コンテストで優勝することを周りに宣言し、会社にも辞表を出し、「このコンテストで優勝するので会社を辞めます」と言っていました。
実際に優勝することができ、その時のアイデアがサムライトの原型になっています。楽天時代に携わったアドネットワーク、リクルート時代に携わったSEOやコンテンツマーケティング、その2つが重なり、コンテンツを使って製作するだけではなくて届けるところまでのビジネスをサムライトでは行っています。
それらを2社で学べたこと、また、グーグルの検索ルールが変わったり、ソーシャルメディアやスマートフォンが普及してきたことなど、タイミングが重なったこともありました。
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2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

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