今回のインタビューは、株式会社リアルワールド代表取締役の菊池誠晃氏に、「海外に向けた取り組み」「上場企業としてあるべき姿」「目標とする組織の姿」についてお話を伺いました。
(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)
経歴
1978年、愛媛県生まれ。97年、
2001年、
同年10月、株式会社サイバーエージェントに入社。
を行う。05年7月株式会社リアルワールドを設立、
アジア圏のユーザーを囲い込む
国内は会員が900万人いるんですが、支社としてシンガポールとインドネシアに拠点があり、インドネシアは8万人の会員がいます。
ASEANのユーザーをより大きく囲っていき、先進国の仕事を発展途上国に回すことによって新たな成長を作っていきたいと考えています。
日本人の世界における強さはマメさだったりとか、トヨタがあるように1つの製造ラインで生産性や品質を高められるかが強さとしてあります。
欧米で言うとプラットフォームを作ることはできると思いますが、そこから先は自己責任の分野が多いと思います。
そこで、日本人の特性を活かしたマイクロタスク型クラウドソーシングは、日本国内で、企業に対して品質と納期を保証し納品させて頂いています。
これをグローバルで海外勢ができるかというとあまり得意じゃないと思います。なのでアメリカからの発注が起こっています。
そういう日本人としての強みを活かし、欧米をはじめとした先進国からの仕事委託、発展途上国にどんどんその仕事をしていただき、当社はその間に品質と納期を担保する役割として立っていく中でグローバルにおける成長を遂げていきたいと考えています。
国内においては、文字入力やカテゴリ付けなどの仕事が非常に多い状態ですが、今後はより専門性のある分野におけるマイクロタスクを提供していきます。
専門分野の方々が一秒ずつ提供することによって、専門的な領域のクラウドソーシングを実現していくことを考えています。
企業側のニーズに合わせた提携
企業からすると一カ所にまとめて発注したいと思います。
当社が得意なもの、ランサーズさんの得意なものがあるので、当社がそこを受けさせて頂いてランサーズさんと共同で行うと、クライアントさんにとっては一言で全てが完結して効率が良いと思い、一緒に取り組ませて頂いています。
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