メンバーが理念や行動指針を見失わないための仕組みとは?

「ピクスタウェイ」の浸透


決してトップダウンではないですし、上から指示がきたからやるというよりもユーザーの方を見て自分たちで考えて、どんどんPDCAを回してもらいたいなと思いますので、その判断を自分たちでできるように、理念やビジョンや行動指針というものを「ピクスタウェイ」という形で10個にまとめていて、それをいかにみんなで浸透させられるか、組織の中にそれを空気のように浸透させられるかということを活動として行っております。
具体的には経営陣やマネージャークラスがどういった行動指針を常に言動に織り交ぜようとしたり、部署ごとに2ヶ月に1回自分たちの活動が行動指針に沿っているか振り返ったりする時間を設けたりなどの工夫をするようにはしています。

組織としても「フラット」であることを意識


理念にもあるんですけども、組織としても「フラット」であるというのを非常に心がけていまして、やっぱり一番大事なのはユーザーにとって良いかどうかというところがあります。
例えば社長の僕が何か言ったからそれが通るかどうかというのはユーザーにとって良いかどうかという尺度で判断してもらいたいなというふうに思っていますので、誰が言うかというより何を言うかというような文化を保っていけるように心がけています。
組織が拡大していくときに、どんどん人数が増えていくと、仕事をする上でメンバーひとりひとりが自分たちは何を拠り所として、何を判断基準にして仕事をして行ったらいいのかという迷いが生まれてきたタイミングがありまして、その時に行動指針というものがなかったので、20人から30人くらいのタイミングでピクスタの行動指針「ピクスタウェイ」を10個策定しまして、メンバー全員に浸透させていくという活動を始めました。
それから、ウェイを生かした上で判断の上で考えるベースができたなというふうに思っております。

どういう会社にしたいかを常に基本に持つ


やっぱりスタートアップやベンチャー企業というのは、社長の価値観や社長の考えが組織文化や社風に投影されていくと思いますので、自分がどういう会社にしたいのか、どういう組織風土にしたいのか、事業にマッチした組織はどういうものかっていうのを創業時の小さい時から考えられて、それに合った人材や採用方針、組織のルールを考えていかれることをお勧めします。
 
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