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サラダボウル・田中進氏が創る『農業の新しいカタチ』とは

みなさんは、農業に対してどのようなイメージを持っているでしょうか?

「キツイ割には儲からない」と考えている方も多いと思いますが、現在、東京で新規就農を目指す若者たちが増えているそうです。

今回は、その前線で挑戦を続けるサラダボウルについてまとめました。

サラダボウルとは?

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出典:http://www.salad-bowl.jp/company.htm

株式会社サラダボウルは、2004年4月に設立した会社です。

事業内容としては主に、農産物の生産販売 、農産物の加工 、農作業の請負、農地の管理 、農業生産のコンサルティング 、グリーンツーリズム 、農産物販売の企画開発 、フランチャイズ事業などを行っています。

農業の新しいカタチを創るをスローガンとし、とにかく美味しい野菜をつくり 【笑顔にあふれた食卓の風景】や 【会話に満ちた家族の風景】を創ることを経営理念としています。

田中氏が起業した経緯

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出典:http://www.agreen.jp/topics/topics.php?topic_id=7

山梨県の農家の次男として生まれた田中氏ですが、小さいころから農家を目指していたわけではないそうです。

小さい頃は母親が軽トラックで授業参観に来るのが恥ずかしく、学校で親の職業の話になるのがいつも嫌だったといいます。

田中氏の両親も「農業なんかする時代じゃない」と言っていたそうで、大学卒業後は銀行に就職しました。それは、”いろいろな人と関わる仕事をしたい”という想いからでした。

銀行に入社したのちそこでの働きが評価され、その後外資系の保険会社にヘッドハンティングされ、日々充実したビジネス生活を暮らしていた中で、どこか違和感を感じるようになります。

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出典:http://www.ichigu-doc.jp/2008/08/vol1.html

子どもの頃接していた親や周りの農家の人たちはいつも心から笑っていました。

銀行や保険会社で働いていて、一生懸命働いている人や必死で頑張っている人はたくさんいましたが、心から笑っている人や仕事に夢中になっている人には出会うことができなかったんです

そのことに気がついた田中氏は、『心の底から夢中になること』とは何なのかを考えるようになりました。

その頃から、それまでネガティブなイメージばかりを抱いていた農業というものに対する考えが少しずつ変わっていき、農業はカッコイイ仕事なのではないかと考えるようになります。

そこで、農業がダメなのではなく、与えられた環境の中でできる人とできない人がいるように、農業でもやり方によって大きく変わるんじゃないかと考え、それまでの経験を活かせば農業にもビジネスチャンスがあると確信しました。

 

会社勤めで出会ったベンチャー企業の経営者は、それぞれの業界で新しいカタチを創ろうと努力し、自分の想いを成し遂げていました。

そのことに対する羨ましさと農業に対する想いが重なり、『農業で新しいカタチを創りたい』と、株式会社サラダボウルの立ち上げに至ります。

私たちは農業の『新しいカタチ』を創ろうとしていますが、その中で『農業で幸せに生きる』ということを大切にしています。

農業を職業として楽しみ、そしてしっかり儲かる人を育てていきたいと思っています

農業の魅力とは?

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出典:http://www.agreen.jp/topics/topics.php?topic_id=7

農業は難しく、農家の経験や勘が全てだと思っている方もいると思います。

人間の病気に原因があるように畑で起こる現象にも理由があり、作物からそのサインを感じ取って推測し、作物と会話しながら美味しいものを作るために処方していくことが農業の面白い点だといえます。

私たちが創りたいものはおいしい物を食べたあとに広がる幸せな食卓の風景です

おいしい農作物をつくることがゴールではなく、おいしい物を食べた後の「笑顔」や「喜び」「感動」までもをつくりだすことができるということが農業の魅力です。

田中氏が創る”新しい農業のカタチ”

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出典:http://www.agri-school.or.jp/about

農業の新しいカタチを創ることを掲げているサラダボウルでは、どのような取り組みがなされているのでしょうか?

田中氏は、人材の育成に最も注力しています。

サラダボウルにはアパレルの店長兼デザイナー、製薬会社の営業マン、元カメラマンなど、農業未経験者が集まっています。

就農を目指してくる若者たちの最大の不安は、将来が見えないことによってモチベーションが沸かず、ギブアップしていくことだといいます。逆に言えば、進歩が実感できればモチベーションは湧いてくるはずだと考えています。

また、サラダボウルでは毎朝5時半から1時間の勉強会が開かれており、有機農業や作物の生理生態について学んでいます。勉強会は自由参加にもかかわらず、多くの人が楽しそうに参加しているのだと言います。

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出典:http://www.agri-school.or.jp/introduction/syokai2/01

田中氏が育成に力を入れているのは、金融機関勤務時代に多くの企業を見てきたことが影響しているようです。

エースで4番に頼れば、ベンチャー企業はつぶれる。短期的には利益が出ても持続する力がない。素人集団で回せる会社になることが大事

そのことを自分の目で見て確信していた彼は、普通の人が活躍できる環境や場をどう整えるかを大切にしてきたのです。

その中で2005年には「NPO農業の学校」を設立しました。

全国の優秀な農業者仲間の協力を得て研修先を確保し、研修生にとっては、短期・長期で期間を選べる上、研修先は全国好きな地域のプロの農家であるため、生産現場で実践的な訓練を受けることができます

また、農業技術、資金、機械のレンタル、住居、農地、農 産物の販路までのきめ細かい支援を受けられ、就職先も紹介してくれます。

農業を志す人が、夢を諦めずに農業の現場で働く準備が出来る場所としての「NPO農業の学校」は、農業を目指す人と農家をつなぎ、普通の人を即戦力として育てるためのインキュベーションとしての役割を果たしています。

 

 

いかがでしたでしょうか?

農業に対するイメージを変えるべく、新しいカタチを創るチャレンジをしている田中氏。

彼の行動が社会にどのような影響を与えるのか、その可能性は計り知れません。

今後のサラダボウルおよび農業全体の動向に対する期待が高まります。

 

サラダボウルについての詳細はこちら

 

 

 

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株式会社アントレプレナーファクトリー

Rina Takada

神戸大学経営学部卒業。SEOを中心に、メディアの改善に挑む。現在は東京に移り、LINE LIVEにおいて新たな挑戦を行う。

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