起業の現状は?

ほんの10数年前では考えられないようなことが、今では起きていることをご存知ですか?
それは「学生で起業し、そこから破竹の勢いで右肩上がりで成長し続ける起業家が増え続けている」ことです。
その理由は、起業を通じて本当にやりたいことにフォーカスした仕事ができ、何かしらの形に残すことができるからです。
これはサラリーマンでは非常に難しいことです。だからこそ、若い人が起業という道を選んでいるのではないかということです。
そこで今回は、現在活躍する1992年~95年生まれの10人の起業家にご紹介します。

1992年生まれの起業家

株式会社Progate 共同創業者:村井謙太氏

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出典:thebridge.jp
村井氏はもともと、ごく普通の高校生・大学生でした。
特に何かをやりたいということもなく過ごしていたときに見た、インターン先で見た「死ぬ気で仕事に取り組んでいる」従業員の姿。その姿はとてもかっこいいものでした。
そうして「かっこいい社会人になりたい」という奮い立った村井氏は、プログラミングの勉強を始めたのです。
それが起業動機の根底にあるようで、自身が仕事を通じて体得したプログラミングの知識や技術を教える事業を立ち上げています。
 
※ 村井さんのインタビュー記事はこちら http://bb-relife.jp/interview/it-web/3577
 

puella株式会社 代表:小西真由氏

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出典:tsunagalien.com
小西さんはご自身が日々感じていた不満を元に、「食」を扱う団体を立ち上げました。
日々の食の管理がいかに大事なことなのか、食を充実させることでいかに楽しい人生になるかをテーマに、事業展開をされています。
小西さん自身が食を楽しいものにしてきたことで、多くの人たちが感化されて毎日を楽しく過ごせるようになったそうです。
仕事が忙しい人の中には、「楽しみなのは食事だけ」と思っている方も多いのではないでしょうか?だからこそ、食事というものと向き合い、大切に考えています。
そして、それを大事にしながらもワクワクする気持ちをより増幅できるように、ということで料理教室を開いたり、地元から神戸の大学まで高校生限定のバスツアーを組んだりということをしているのです。
 
※小西さんのインタビュー記事はこちら http://tsunagalien.com/no.231.html
※puellaのFacebookページはこちら https://www.facebook.com/Puella1101
 

1993年生まれの起業家

株式会社テーブルクロス代表取締役:城宝薫氏

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出典:twitter.com
城宝氏も大学在学中に起業している1人であり、「予約文化」を通じて社会貢献を目指しています。
具体的には、「TABLE CROSS」というグルメアプリを通じて飲食店を予約すると、人数分の給食が発展途上国に届けられるという、画期的な取り組みです。
ユーザーとしても便利で、さらに社会貢献まででき、それを直に感じることができるこの仕事は、彼女にとって非常にやりがいのあるものに違いありません。
 
※起業tvにてインタビューを公開中
現役女子大学生・テーブルクロス城宝薫代表が全く新しい社会貢献型グルメアプリで実現したい『予約文化』とは?
 

株式会社ディグナ代表取締役:梅崎健理氏

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出典:www.itmedia.co.jp
梅崎氏は高校在学中にディグナを起業し、「自ら動く」ことによって、やりたいことや好きなことを仕事にしています。
具体的には、ソーシャルメディアに特化したマーケティングの提案、コンサルティング事業を主体に、次世代を担う同世代のプラットフォームの構築やトレンド発信の場をつくっています。
待つだけではチャンスはやってこないですし、誰からも見向きもされません。自ら動いて営業したり提案をしたりということの実践によって、チャンスは向こうからやってきます。
動く事によって大きなチャンスが舞い込んで、自社にとっても大きな利益になるという形を明確に示している1人だと思います。
現在22歳にして、起業歴5年の起業家は、「ワクワクするような日本を作ろう!」を合い言葉にこれからも活躍を続けてい区ことでしょう。
 
※梅崎さんのインタビュー記事はこちら http://news.livedoor.com/article/detail/6751609/
 

株式会社プロモジャパンドット代表取締役:川原あやか氏

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出典:qreators.jp
川原氏は、「お姫様プロデューサー」と呼ばれています。
彼女は、女性が輝く世の中を創り続けるために起業しています。具体的には、月2回の限定ウェディングプロデュースやウェディングドレスの企画・デザイン・販売・レンタル、女性向け商品企画などを行っています。
川原氏は、実際に宇宙に飛び立つ「宇宙ウェディング」や総観客動員数20,000人以上の「パジャコレ」を企画するなど、ユニークな方法で女性を輝かせています。
起業を志す女性は、彼女の考えや行動に触れることで、大きな刺激を得ることができるはずです。
 
※川原さんのインタビュー記事はこちら http://qreators.jp/qreator/kawaharaayaka
 

株式会社Progate代表取締役:加藤將倫氏

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出典:programming-study.com
一番最初に紹介した1992年生まれの村井謙太氏とともに、Progateを共同創業した加藤氏。
彼はエンジニアでありながら、第一線で活躍している起業家でもあります。
加藤氏は「ひとつのモノを作り上げることによって得られる自信」が大きな原動力となることを自身の経験から実感しています。それを多くの人に味わってもらうべく立ち上げたのが現在の会社です。
Progateでは、Webサービスを一式作り上げることができる人を育て、自分の手でイチから最後まで作り上げることをゴールとした教育サービスを提供しています。
自信があるだけで人のパフォーマンスは大きく違ってきます。彼は、スキルと併せてそういった考え方も教えているようです。
 
※加藤氏のインタビュー記事はこちら http://bb-relife.jp/interview/it-web/3577

1994年生まれの起業家

HACK JPN CEO:戸村光氏

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出典:www.akiradrive.com
シリコンバレーで起業するという、日本人としては希少な起業家です。
日々創造的な空間でイノベーションが起きているシリコンバレーでは、起業志望の人は多くやってきます。しかし、その多くは起業までたどり着かなかったり、起業してもすぐに消えてしまっています。
そんなシリコンバレーで、学生という立場で起業した戸村氏のもとには、現地に進出しようとしている企業からの相談が後を立ちません。
戸村さんでしかできない仕事を事業化しており、日本企業やシリコンバレーで働きたい人にとっては戸村さんが唯一の架橋なのです。このような「替えの効かない」人はいつの時代でも貴重です。
 
※戸村氏のインタビュー記事はこちら http://techable.jp/archives/34600
 

合同会社和 代表:小幡和輝氏

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出典:qreators.jp
学生起業というとインパクトは大きい反面、経営者という立場で見てもらいにくいというデメリットもあります。
小幡氏はそれを身を以て経験してきたようです。だからこそ、失敗を柔軟に受け止めてそこから多くのことを学び、実践に移してこれたのではないでしょうか。
さらに、小幡氏は学生時代に不登校を経験しており、その期間は約10年にも及びます。
その体験から「人と会う事の大事さ」をよく理解しており、多くの人を巻き込むことで得られるメリットや魅力を多くの人に伝えています。
人を巻き込む大きな力を持つ小幡氏が与える影響は大きく、今後さらに注目を浴びていくことと思われます。
 
※起業tvにてインタビューを公開中
「学生だと仕事目線で見てもらえない」和歌山大学に在学、学生起業家日本代表にも選ばれた合同会社和-なごみ・小幡 和輝代表とは?
 

1995年生まれの起業家

株式会社ウツワ代表取締役:ハヤカワ五味氏

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出典:curet.jp
「品乳ブラ」というのを聞いたことがあるでしょうか?これはランジェリーブランドで、胸の小さい女性のためのものです。これは各方面で話題となり、瞬く間に多くの方に広がっていきました。
この商品をプロデュースしたのがハヤカワ五味氏。大学在学中に事業を立ち上げた若手起業家です。
「コンプレックスを逆手に取り流ことで、メリットや良さを存分にアピールすることもできる」ということをビジネスの成功によって私たちに教えてくれます。
この視点はこれから起業を目指す方にとっては大きなヒントとなるでしょう。
 
※ハヤカワさんのインタビュー記事はこちら http://sirabee.com/2015/10/25/57129/
 

株式会社セブンセンス 代表取締役:吉田拓巳氏

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出典:twitter.com
吉田氏は15歳で会社を立ち上げ、日本最年少社長として注目を浴びました。
飲食店のブランディングやライブの演出など幅広く活動し、若者だけではなく、著名人からも高い評価を受けています。
彼は、「面白いと思ったらすぐやる」ことを大切にしており、リスクを恐れないこの考え方は起業を志す方にとって欠かすことのできないものだと言えるでしょう。
 
※吉田さんのインタビュー記事はこちら http://youthstudio.jp/2015/12/23/sukiari005_1/

若手起業家まとめ

ここまで10人の若手起業家を紹介させていただきました。彼らに共通するものは、「リスクを恐れず、熱量を持って行動する姿勢」だと感じます。
熱い気持ち、情熱があるからこそ、事業に打ち込むことができるのです。
どんなに素晴らしい能力があっても、圧倒的なセンスを持っていても、熱量なくしては物事はうまくいきません。それを、ご紹介した10人の若手起業家は体現しています。
今後、どんな「熱量溢れる若手起業家」が登場してくるのか、楽しみです。

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2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
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