事業が軌道に乗るまでの苦労 エンジニアの裏切り

事業が軌道に乗るまでの苦労 エンジニアの裏切り


エンジニアと私の2人で創業しました。会社を作ってから3ヶ月後にサービスをリリースしようと計画しましたが、実はエンジニアが何も作っていなくて、しかも逃げてしまいました。結果、3ヶ月間が全く無駄になってしまったことがありました。
それが一番の大ゴケで、ただそれがあったからこそ、振り切るしかないと思い、「こうなってしまったからには目の前のことにがむしゃらに取り組むしかない」と吹っ切れ、わりとつまずくことなく順調に推移できたかなと思います。
机上の空論ではなく、目の前のことをがむしゃらに取り組むことが課題を突破するのに重要なのではないかと、その時に思いました。オウンドメディアという流れが来ている中で、最初は採算度外視で、とにかく実績を作るために目の前のことに取り組みました。
その後、人も増え、資金も調達できたので、更に「オウンドメディアでうまくいっている会社」だと市場やお客様にうまく伝えられたのかなと思います。

プログラミングの知識の必要性


先ほどのエンジニアに逃げられてしまった話ですが、その後、独学でプログラミングを学びました。その時もっと早くやっておけばと痛感しました。他のことは必要になってから対応するのでも全く問題ありませんでした。
他のことは知り合いや詳しい人に聞けばなんとかなるのですが、プログラミングだけは知り合いに聞こうとしても、技術に詳しい人と仲良くなるためにある程度プログラミングを知らないと仲良くなれないし、紹介もしてもらえないというハードルにぶつかりました。プログラミングの知識だけでも、起業する前に勉強しておけばよかったなと自分の経験から痛感しました。

今後のビジョン「広告を情報に変える」事業


現在展開しているオウンドメディア事業がおかげさまで好調に推移しています。最近ではネイティブアドの事業に注力しています。我々のミッションとして、「広告を情報に変える」ということを謳っています。
コンテンツを使って一方的に情報を届けるのではなく、コミュニケーションを取り、それによって広告マーケティングメッセージを消費者に伝えやすくすることをやりたいと思っています。オウンドメディアは中長期的な施策で、ネイティブアドの事業は短期的な施策です。
両方行うことによって先ほどのミッションの達成に繋がっていくと思っていますので、両方の事業をしっかり伸ばしていきたいです。ですので、ミッションにしっかりと向き合って理解してくれる方と一緒に働いていきたいと思っています。

起業志望者、ベンチャーで働きたい学生へメッセージ


私の場合は修行の時間が長かったですが、今の時代は資金調達や仲間探しは以前に比べて簡単になっていると思いますし、チャレンジする機会も増えていると思います。やりたいことがあるのであれば、すぐに行動に移すべきだと思っています。
ベンチャーで働きたい方は、働く上で成長するきっかけをベンチャーで掴むことができるのではないかと思います。何故かと言うと、仕事を自分事で捉えることが何よりも重要だと思っているからです。
大企業だとセクショナリズムというか、自分の仕事と他の人の仕事と分けて考えがちですが、ベンチャーの場合はそうはいきません。仕事に対して自分が関わる範囲が自ずと増えていくので、そういう環境に身をおくことで成長を加速できると思います。
成長したい意欲のある人はベンチャーに就職する、やりたいことがある人は失敗を恐れずに起業するのがいいのではないかと思います。
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2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

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