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ベンチャーで活躍するCXO

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メルカリ・小泉氏「投資家は1回目のお金の使い方を見ている」-投資家との交渉で大事な2つのポイント

経歴

早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当。2007年よりミクシィにジョインし、取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統轄する。2012年に退任後はいくつかのスタートアップを支援し、2013年12月株式会社メルカリに参画。2014年3月取締役就任。

オールジャンルのフリマアプリとして

-御社の事業内容について教えていただけますか?

フリマアプリのサービスを運営しています。個人間で物を売買するサービスです。家で要らなくなったものなど、まだ使えるのにもったいないというものをスマホで簡単に撮って商品をアップすることができます。

購入する人もタイムラインを見て買うことができます。マーケットプレイスの真ん中にメルカリが位置するようなものです。

他社はどこかに特化しているものが多いのですが、当社はオールジャンルであることが特徴で、1日数十万品の幅広い商品が出ています。収入源は売買代金の10%の決済手数料です。

プラットフォームビジネスへの熱い思い

-どのようなキャリアで今に至るのか教えていただけますか?

2003年に大学を卒業し大和証券に入りました。配属された部署(投資銀行本部)はIPOがメインで、インターネット企業を担当していました。2006年に証券会社をやめて2007年からミクシィに入りました。

-ミクシィからメルカリへはどのような経緯で参画されたのですか?

ミクシィでは取締役としてコーポレート部門を管掌していましたが、会社が成長する過程で徐々に新しいものにチャレンジしたいと思っていました。ミクシィを辞める時は600人程度になっていたこともあり、新しいことに踏み出そうと思いました。

具体的に何かしたいというよりはキャリアをリセットしたいと思い、少しリフレッシュ期間を設けました。その間にスタートアップ中心にアドバイザーや投資など、いろいろとお手伝いしました。その後、2013年にメルカリに参画しました。

-メルカリへの参画を決めた理由は何でしょうか?

私自身、プラットフォームになるビジネスが好きで、情報をユーザーがアップして、それがユーザー間のやり取りなどでより拡大していくものは競争優位性が高いと思っています。いわゆる、ネットワーク外部性の高いサービスですね。

メルカリのビジネスモデルを聞いた時、オールジャンルでいろんな人がいろんな物をアップして売買していくプラットフォームになれる要素が大きい点と、スマートフォンのような市場を牽引していくデバイスに特化している点が興味深いと思い、参画を決めました。

資金調達は信用が全て

-前回の20億の資金調達の際、どのような点に気をつけて調達されたのでしょうか?

2013年12月に入社した時、メルカリは100万ダウンロードくらいでまだまだ小さな規模でした。1回目(の調達)を2014年3月に行い、14.5億円を調達しました。昨年だけで2回行い、合計で40億くらい調達しました。

3月の増資のタイミングは立ち上げのフェーズで、テレビCMなどでプロモーションをして事業をドライブしたいという狙いがありました。10月の増資のタイミングは5月に行ったテレビCMで効果が分かってきたので、更に投資できるのではないかと思っていました。

日本での成長が見えてきて、アメリカ進出も果たし、あとはアクセルを踏むだけなので、「チャレンジさせてください」と秋の大型の調達を説明しに行きました。自分たちの持株比率も維持したかったので、投資家の方々に無理をお願いしましたが、成長性を理解していただき、調達に成功しました。

資金調達は投資家の方々にどう信用されるかが重要だと思っているので、2回目のファイナンスでは1回目の資金の使い方を説明しながら行いました。信用が全てなので、僕たちがどういった投資やマネジメントのポリシーを持っているのか、数字を開示した上で理解してもらうことが重要です。

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