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IPOまでの道のり

IPOまでの道のり

弁護士ドットコム・元榮社長の起業ストーリー「周囲が反対しても、自分の感覚を信じる」

経歴

1975年アメリカ イリノイ州生まれ。

1998年慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、司法試験に合格。

2001年アンダーソン・毛利法律事務所(現在のアンダーソン・毛利・友常法律事務所)へ入所。

2005年「弁護士をもっと身近にしたい」という思いから独立。
その後、オーセンスグループ株式会社(現在の弁護士ドットコム株式会社)および元榮法律事務所(現在の弁護士法人法律事務所オーセンス)を設立。

2014年弁護士ドットコム株式会社が弁護士として初めて東証マザーズに上場する。

専門家をもっと身近に、弁護士ドットコムと税理士ドットコム

-弁護士ドットコムのサービスの概要について教えていただけますか?

専門家をもっと身近にしたいという思いから、法律相談ポータルサイトの弁護士ドットコムと税理士ドットコム、この2つのサイトを運営しています。

 

弁護士ドットコムに関してはみんなの法律相談という無料のQ&Aサービス、最適な弁護士を探すことができる弁護士検索、この2つが中心のサービスです。税理士ドットコムに関しても弁護士ドットコムとほぼ同じモデルになっています。

 

一人でも多くの方に知っていただくためのニュースメディア、オウンドメディアとして弁護士ドットコムニュース、税理士ドットコムトピックスというニュースメディアもあって、ヤフーのニュース提供者にもなっています。

大手弁護士事務所を辞め、「自分の感覚を信じて」起業

-起業を意識した原体験について教えていただけますか?

起業したのは遅いです。意識したのは28歳になる時です。それまで起業というアイデアは一切なかったです。

 

何がきっかけかというと、当時は弁護士をやっていまして、企業法務を行う大手の弁護士事務所にいたのですが、M&A(企業買収)をするチームに入っていました。

 

その時に急成長するベンチャー企業を初めてみて、そのダイナミックに価値を創造していく姿に魅了されまして、一度きりの人生ずっと弁護士でなくてもいいんじゃないか、むしろ可能性無限大の事業家に挑戦してみる、20代で恥をかきまくって這いつくばれば、なにか形にできるのではと思い独立しました。最初は自宅で開業したのが弁護士ドットコムです。

-大手企業を捨てて独立することに不安はなかったのでしょうか?

当時は弁護士で起業する人は皆無でしたので両親はもちろんのこと同僚も周りの人もみんな反対というか困惑して、応援してくれる人はいない状態でした。

 

しかし、これまでの人生で貫いたこととして、「自分の感覚を信じる」ということです。

 

なにか思いついてヴォルテージが高いと実感できた時は、その感覚を信じて周囲の方がどういう反応だろうとまっしぐらに目指すと決めていました。

 

弁護士ドットコムのコンセプトも2004年の10月、とある夜に事務所でインターネットサーフィンをしていて引越し業者を比較する「引越し比較ドットコム」というサービスを見つけまして、サービス業も比較できるんだと、弁護士も比較したり無料で相談できたらすごいことなんじゃないかと思いました。

 

一見さんお断りという弁護士が当たり前の世界だったのですが、司法制度改革で弁護士人口が増えて行くことは政府決定されていて、ロースクールも開校する直後だったので、これは時代が変わると直感しました。

 

これからの時代は必ずインターネットでまだ見ぬユーザーと繋がると確信し、その思いをイメージした時に久しぶりにヴォルテージが上がりました。司法試験を目指した時と同じヴォルテージだったのでこれは自分が従うべき感情のタイミングだと、翌週には退職願を出してすぐに独立しました。

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