1月19日、主にe-ラーニング教育サービスの株式会社すららネットが、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズから資金調達を実施した。調達した資金はNTTドコモおよびNTTグループの教育・学び分野とそれぞれの強みを活かしたさまざまな協業に充てられる見込み。
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ライターの視点

全国の学校や塾で導入されているクラウド型学習システム「すらら」の開発・提供をしている株式会社すららネットですが、他のe―ラーニング教材とは何が違うのでしょうか。
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それは、よくある講義の様子を映した動画ではなく、アニメーションでキャラクターが会話をしながら学習を進めていく「ゲーミフィケーション」という形式のユニークさです。どこかRPGゲームのような構成になっており、飽きずに楽しみながら学習できるという特徴があります。
今後は、現状の私立学校・塾以外のチャネル拡大や、海外でのサービス展開などを今後の戦略的な課題として考えています。
今回なぜ株式会社NTTドコモ・ベンチャーズからの資金調達に成功したのでしょうか。それはITやデバイスに関する最新技術や広範囲な顧客構造やネットワークを持つNTTグループとすららネットの親和性が高いからです。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズからの出資という協力体制を整えることで、上記の戦略課題の解決や顧客にとってのより良いサービス提供を加速できると考え、今回の資金調達に至りました。
今回の資金調達&今後の協業によって、私たちにはあまり縁のなかった「ゲーミフィケーション」で学ぶのが当たり前の時代がやってくるのも、そう遠くはないかもしれません。今後の動きに注目です!

会社概要

株式会社すららネットは、e-ラーニングによる教育サービスの提供および運用コンサルティング、マーケティングプロモーション及びホームページの運営を行っている。
メイン事業である「すらら」は2007年に開発されたゲーミフィケーションを応用した「対話型アニメーション教材」である。
設立は2008年、本社は東京都千代田区にあり、代表取締役は湯野川孝彦氏である。
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