以前から、学生時代に起業するのは男性だけではなく、女性の方もいました。
以下でご紹介する平井氏は、女性経営者ならではの優しさやビジョンを持ち合わせています。
今回は、「Foru Cafe」の名で日本初のブリュレフレンチトースト専門店を立ち上げた、平井幸奈氏の魅力に迫ります。
キッチンで働く仕事
"エスカルゴやウサギを使った高級料理ではなく、もっと日常に密着したものを作りたいと思っていた私にとって、billsとの出合いは衝撃的でした。
友人の家を訪ねるようなアットホームな店づくりで、メニューは家でもがんばれば再現できるレシピ。
そんなコンセプトに惹かれて、本店のあるオーストラリアまで行っちゃいました"
女子大生の間に起業したいという発想を持つ人はそうそう多くはありませんが、
彼女の場合は料理に関する仕事をしたいと思ったこと、憧れのレストランがあったことが起業のきっかけになったと語っています。
1から立ち上げる苦労
”当時は夜ベッドに倒れ込んだら震えが止まらないって日もあるくらい、心身ともに負担がかかっていました。
仕組みを整えるまで、問題が山積していて、ひとつひとつこなしていくしかありませんでした。テスト期間は学業との両立も大変でしたね”
テスト期間だからと言って仕事が休みにならないという悩みは学生起業家だからこそですが、
仕事をしている女性でも1から起業できるという可能性を示してくれています。
"billsに入った当初、2年の前期で1年分の単位を取ったんです。学部外の授業で自分の興味がある授業だったり、面白そうな授業だったりを片っ端から受けて。
1年生の時、大学での勉強に対してどこかで不満を持っていたからその反動で。極端だけど、このことで自分を見つめ直すきっかけにもなったし自分の軸も定まった気がします"
お客さまの言葉がうれしくて
”どんなに辛いときでも、目の前のお客様が「美味しい」「幸せ」と言ってくださると、胸が締めつけられるくらい嬉しくなります。
時代に逆行する飲食業ですが、これが醍醐味です”
起業するうえでの困難も、おいしいものを作って、お客様に味わっていただくことの喜びに立ち返って解決していきます。
たとえ参入する市況が厳しくても、やりたいことを考えてしっかりと実現しています。
まとめ
平井氏は多くの起業家にとって学ぶべきことが多い女性起業家です。
”目標は、2020年の東京オリンピックまでに、複数店舗展開し、世界に発信しうるフードカルチャーを作ること。
そして、同時にブランド力を確立させて食を起点にトータルライフスタイルに提案しうるブランドを作ることです”
食べ物を作り、誰かに食べてもらうことを仕事にしたいという熱い想いと行動。
また、Foru CafeのForuはあなたのためのという想いが込められていて、平井氏の女性ならではの優しさを感じます。
さらに、カフェという枠組みにとらわれず食全体に関わり、世界に発信していくという大きなビジョンを持ち続けている点には大変感心させられます。
学生の方も、そうでない方も、ぜひ参考にしてみてください。
Foru Cafeの詳細はコチラ
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