皆さまの一度は利用したことがあるかもしれない「鳥貴族」。280円の均一居酒屋として、幅広い層に支持されています。
今回は2014年に上場を果たした、鳥貴族についてご紹介します。
創業の経緯
”ビアガーデンでオーダーテイクなどを経験し、接客業はなんて楽しいんだ!と思いました。当時、お酒も覚えたばかりで、酒のもつ魅力にも取り付かれました(笑)”
創業者の大倉忠司氏は高校卒業後、辻調理師専門学校に入学し、学生時代、ビアガーデンのアルバイトで接客業のすばらしさに開眼したそうです。その後リーガロイヤルホテルに入社、ウェイターを経験し、知人の誘いで「やきとり道場」を運営します。その後独立して東大阪市内で開業したのが鳥貴族の原点です。
世の中を明るくしたいという思い
世の中を明るくしたいという思いを、焼き鳥屋さんで実現しようと1985年にに開業したのがはじまりです。大阪らしく「明るさ」をモットーに、しかも料金体型も誰もがわかりやすく、計算しやすい280円均一にしています。「世界の人にも食べて欲しい」と考えているため、外国人にもわかりやすい均一料金にしたとも考えられます。
そんな鳥貴族はこだわりも相当なもので、素材は日本国内産に限定しており、品質面や衛生面でのクリアーできる条件がそろった生産者と契約している点が特徴です。「安かろう、悪かろう」というイメージを覆し、消費者に対して安心で美味しい鳥料理を提供している点が強みと言えます。
徹底した配慮
ユニークな企画も用意されており、8名以上であれば2時間以内の時間制限の中で、低料金で楽しめる「28とりパーティ」と呼ばれている企画メニューも好評です。また、お通しがないことも高評価です。「余計な負担をお客様にさせたくない」という配慮を感じ取れます。
さらに、来る人を飽きさせないため、メニューは年2回見直して変更していて、マンネリ化させないように工夫しているのです。また、省エネルギーにも取り組んでおり、日常の中で地球環境に優しい店鋪づくりにも力が入っている企業です。
まとめ
安くて高価値のものを提供している鳥貴族。世界一の焼鳥屋となるべく、2,000店舗を目指して、日々営業しています。
店舗を地下や2階に構えることで家賃を安く抑えようとしているなど、安くて良いものを出すための努力を惜しみません。
他にも様々な取り組みがあるので、ぜひそういう視点でお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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