今現在、起業しようかどうしようか迷っている女性も少なくないと思います。
今回は、慶應義塾大学を卒業後、リクルートに入社し、楽天に転職、ついには自身が設立したトレンダーズ株式会社で女性として最年少上場を果たした経沢香保子氏についてまとめます。

迷っているのならはじめることを選べ

”「迷っているならやってみたら?」と。ちょっと起業してみて、「こういうところが自分に足りないから、やっぱり組織で頑張ろうと思った」でもいいし、それも経験にすればいい。”

(http://toyokeizai.net/articles/-/52659?page=2より抜粋)
経沢氏は女性が起業することを、このように後押しします。
ただ会社や組織の中で生きることを否定しているわけではありません。
まだまだ男性社会のルールにしばられがちな現代日本の中で、この決断力の強さや仕事体力で得た成功体験を参考になります。

自分ががんばるのではなく、みんなが幸せに働けること

リクルートや楽天でキャリアを積んだ彼女は、2000年、26歳の若さでトレンダーズ株式会社を創業します。
トレンダーズ株式会社は女性のライフスタイルなどのソーシャルメディアマーケティングを行う会社です。
2012年には東証マザーズに上場するなど順調に成長したように見えます。しかしその過程で見た厳しい現実もあったようです。

”2000年の起業から今年で13年経ちましたが、いちばんつらかったのは、会社のスタッフが大量に辞めてしまったときですね。起業して6年目のことです。上場を目標にしてずっと頑張ってきて、資金調達まではうまくいったのですが、組織の作り方に失敗して、いつの間にか、みんなが幸せに働けない場所になってしまっていたんです。”

(http://next.rikunabi.com/proron/1330/proron_1330.htmlより抜粋)
このように述懐する経沢氏ですが、やはり男性社会を仕事量や体力だけで乗り切ることに限界を感じていたようです。
それは多様なライフスタイルの現代日本の中でみんなが幸せに働ける会社作りをしなければならないということを肌で感じたのがわかります。

各界の著名人にも支えられ発展

彼女のような実力も人脈もある人物にはなかなかなれないと感じますが、彼女の仕事にかける情熱や人に対する真摯な姿勢というのは非常に参考になります。

”起業についてさまざまなことを教えてくれた楽天の三木谷浩史さんや一番最初に出資を申し出てくれたサイバーエージェントの藤田晋さんといった経営者の先輩たち。彼らに憧れて、自分もあんな風に社会に影響を与える仕事をしたいと、後を追いかけ続けることができました。”

(http://next.rikunabi.com/proron/1330/proron_1330.htmlより抜粋)
一見、男勝りで人一倍努力して道を切り開くタイプの経沢氏も楽天の三木谷氏やサイバーエージェントの藤田氏といったIT業界の重鎮たちに支えられたてここまで来たことに感謝しています。
これから起業を目指す女性にとって、先輩や仲間を大切にしていくことが成功への一歩ではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか?
男性でも女性でも、自身で何かを達成するためには、まずやってみること。そして、周囲にサポートしてくれる人がいることが大事です。
事業を始めようと思っている方は、目標を高く設定し、周囲に巻き込みながら事業を展開してほしいと思います。
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