「新しく何かを学びたい」という気持ちはあっても、まとまった時間がなかなか取れなかったり、学びたい何かに出会えなかったりして、行動に移せてない人も多いのではないでしょうか。
今回は、スキマ時間で学べる、いろんな分野の学習を無料で提供する『ShareWis』について紹介します。
学びと学びを「つなげる」ために
出典:http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1405/13/news031.html
『ShareWis』を提供しているのは株式会社シェアウィズの辻川氏です。その目的は、学びと学びを「つなげる」ことにあります。
既存の教育産業は、簿記なら簿記、英語なら英語、というように、分野ごとで学ぶ場所が完全に分かれています。これでは学習の幅は狭まるばかりで、ある分野とある分野のつながりに気付けないままです。
辻川氏には「どうにかして学びと学びをつなげていけるような場所を作りたい」「1つの学びが、次の学びにつながる場所を作りたい」という想いがありました。
『ShareWis』を作るにあたり、やるなら既存のサービスにはない新しいもの、そして日本だけでなく世界に出せるプロダクトにしようということを強く意識したようです。
自分の「知識の地図」を作る
出典:http://share-wis.com/
『ShareWis』は学びと学びを繋ぐ、無料学習サービスです。特徴は画面いっぱいに広がる「知識の地図」。そこには「英語」「プログラミング」「会計」の3分野を軸に、様々な関連分野が地図上に広がっています。これは「社会人が学びたいことトップ3」なのだとか。
1つのレクチャーが5分~30分で完結するのも『ShareWis』の特徴です。まとまった時間がなかなか取れない社会人でも使いやすいサービスになっています。
レクチャーが完了すると丸の色が青色から黄緑色へと変化し、目に見えない学びの成果が可視化され、自分がどれだけ進んだのかを実感できるようになっています。各々のレクチャーは、分野ごとに線でつながれており、ゲームのステージをクリアするような感覚で学習できます。
既存の教育環境は、専門性を極めることに力を入れてきたがゆえに、自分がまだ関心を持っていない分野について触れる機会はほとんどありません。社会に出た時に、ある分野でのプロフェッショナルになることも大切な要素ですが、自分に関係のない分野のことをまったく知らないとなると、お互いの相互理解に時間がかかってしまいます。
近年は、幅広い分野を総合的に学べる学部を大学側が導入する傾向にあるように、多分野の知識を持っている人材も社会には必要不可欠な存在です。『ShareWis』は、お互いの相互理解を深めていく手助けをして、自分の知識量や世界観を広げてくれます。「こことここがつながっているんだ!」「あの知識はここでも使えるんだ!」というような新しい勉強の楽しみ方を提供しているのです。
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