2015年7月1日、プレイネクストジャパン株式会社は、同社による新ゲーム開発プロジェクトにおいて、LINE株式会社の子会社であるLINE Ventures株式会社が運用する投資ファンド「LINE Game Global Gateway」より資金提供を実施したことを公開した。資金調達額は非公開。プレイネクストジャパンは新ゲームの開発に既に着手しており、「LINE」のゲームサービス「LINE GAME」にて提供する予定となっている。
ライターの視点
プレイネクストジャパンは、モバイルゲームの企画、開発、運営およびソリューション事業をしており、多くの人気ゲームを配信をしている。
最近の例では、NTTドコモとと共同開発した、一族繁栄シミュレーションゲーム『未来家系図 つぐme』が話題になり、2015年6月23日には、50万ダウンロードを突破したと発表している。
出典:https://tugu.me
『未来家系図 つぐme』は、プレイヤーが没落した一族の当主となり名門への復興を目指す一族繁栄シミュレーションゲームである。
プレイヤーは、自分の領地の中で暮らすキャラクターたちに仕事を割り振ってお金を稼ぎつつ、友達の一族の子と結婚したり、育った子供に家督相続をしながら家系を受け継いでいき、一族を繁栄させていく。
一族の子たちはそれぞれ、性格や見た目にも様々な個性があり、先祖代々のDNA を継承した子供が生まれる。
そのため、友達と集まって好きな特徴を持った子を交換しながら理想の一族を作り上げることができる。
出典:http://www.playnext.co.jp/press/article?id=54
今回の資金調達の決め手は、プレイネクストジャパンのゲームのユーザ獲得実績にある。
同社には、累計50万人以上の人にプレイされたゲームが複数あり、定評がある。
こういった、確実にユーザを獲得することができるスキルやノウハウを持っている点に着目し、LINEはプレイネクストジャパンにゲーム提供を依頼するに至ったのだろう。
今後、LINEへのゲーム提供により、さらに多くのユーザ獲得していくことはできるのだろうか。
プレイネクストジャパンの躍進はこれからも続いていく。
会社概要
プレイネクストジャパンは、「テクノロジー×エンタテインメントの追求」というビジョンのもと、自社グループやパートナー企業様との協力を得て、エンタテインメントのプロフェッショナル集団として、世界中の皆様に支持されるサービスの創出を目指している。事業領域としては、モバイルゲームの企画、開発、運営およびソリューション事業である。
設立は2013年8月1日、本社は東京都品川区にあり、代表取締役社長は青田径春氏である。
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