2015年6月11日、LINE MUSIC 株式会社は、音楽×コミュニケーションの新たな体験を生み出す定額制オンデマンド型音楽配信サービス『LINE MUSIC』のサービスを公開した。
これにより、より音楽が身近なものになると思われる。
今回は、話題の『LINE MUSIC』についてまとめてみた。
『LINE MUSIC』のサービス内容
出典:http://music-mag.line.me/ja/archives/30322075.html
『LINE MUSIC』は国内外の人気アーティストの新譜を含む150万曲以上の楽曲をラインナップしている。
また、500円(20時間/30日間)、1000円(無制限/30日間)のプランに加え、学割も導入。
さらに、2015年8月9日まで、全てのユーザーが全楽曲・全機能を無料で体験可能である。
この『LINE MUSIC』の主な機能としては2点ある。
①料金プランで設定された時間内に限り、150万曲以上の全ての楽曲を視聴可能なこと。
②LINEユーザーが、スタンプのように気軽に相手に音楽を送ることが可能なこと。
これらのサービスにより、音楽がより身近なものになり、また、新しいLINEコミュニケーションも可能となった。
『LINE MUSIC』どこが魅力的?
出典:https://music.line.me/landing
『LINE MUSIC』では、現実的な料金体系で150万曲以上の全ての楽曲を視聴可能であると同時に、学割を導入するなど、学生でも気軽に利用できる。
また、『LINE MUSIC』の使用に関わらず、LINE利用者はスタンプを送る感覚で30秒版の音楽を送ることができ、視聴できる。
LINEは言わずと知れた、日本で多くのユーザーを獲得しているSNSだ。
そのため、LINEユーザーへの広報が自然発生的に起こり、『LINE MUSIC』に興味のないLINEユーザーへまでシェア拡大が起こる。
さて、ここで一つ問題となるのが、速度制限の問題である。
というのも、LINEは主にスマートフォンで利用されているが、それぞれの携帯会社ごとに制限がある。
果たして音楽のダウンロードでスマホの速度制限に達することはないのだろうか。
ソフトバンクの公開している情報によると、7GBでダウンロード可能な音楽はおよそ1,790曲である。
つまり1日平均、およそ60曲の音楽をダウンロードすることが可能であるため、それほど大きな問題もないように思われる。
それだけでなく、通信料が気になるユーザーには通信速度に合わせて音質調整も可能であるため、ユーザーは安心して『LINE MUSIC』を使うことが可能だ。
ダウンロードした人たちの評価を見ると「曲が少ない!」「通信量が大きすぎる!」などネガティブな意見が多い。
しかし、まだスタートしたばかりのこのサービス。
長い目で今後の改善に期待してみてはどうだろうか。
まとめ
『LINE MUSIC』がどこまでシェアを拡大できるかは現在のところ分からない。
しかし、連絡ツールとしての圧倒的知名度を誇るLINEが、シェア拡大において優位に立つことはほぼ間違いないため、今後の『LINE MUSIC』には目が離せない。
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