今回ご紹介するのは、リクルート出身で現在KAIZEN platform Inc.(以下KAIZEN)の代表取締役である須藤憲司氏です。
彼は、リクルートマーケティングパートナーズで就任していた執行役員を辞任をし、起業に踏み切りました。
そのような思い切った決断をした須藤氏とは、一体どのような人物なのでしょうか。
須藤憲司とは?
1980年生まれの須藤氏は、2003年に早稲田大学商学部を卒業後、株式会社リクルートに入社しました。
リクルートのマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、アドオプティマイゼーション推進室を立ち上げます。
そして、リクルートマーケティングパートナーズ執行役員で活躍の後、2013年にKAIZENを米国サンフランシスコで創業しました。
なぜ執行役員を辞めてまで起業したのか?
出典: https://kaizenplatform.com/ja/aboutus.html
須藤氏はリクルート時代、毎週50本もの会議に出ていました。
会議が重なる中、「このまま俺は会議室で死ぬんじゃないか」という恐怖感に襲われたそうです。
そして、どうしても世界に通じるサービスを生み出したい、「リクルートじゃないやり方でやってみたい」という思いに駆られます。その方法を探るべく、インターネットがシリコンバレーを中心で動いているという単純な理由で、シリコンバレーに渡るという行動力を見せました。
熱い想いを持って、世界をKAIZENしていく
出典: https://kaizenplatform.com/ja/
「KAIZENとは、継続的な改良を意味し、変化に対応することであり、変化そのものだと考えます。我々は、人の創造性を信じています。だからこそデータを最大限に活用し、人々がその可能性を発揮できる基盤を提供することでインターネット産業全体の成長に貢献したい。同じビジョンに熱狂し、鼓舞し合える仲間とともに我々は、世界をKAIZENしていきます」です。
「Kaizen Platform」は、須藤氏自身の苦い経験が端を発しているといいます。
人々は、問題の解決のために多くのサービスやツールを使っているにもかかわらず、まだ改善できていないことは沢山あります。ツールの使い方を覚えることで手一杯になってしまい、本来の目的を見失ってしまうことも少なくありません。このようなことを経験したかつての自分のために、サービスをつくったのだそうです。
まとめ
須藤氏は自分の苦い経験をビジネスとして成り立たせました。役員辞職という思い切った決断ができる行動力に加え、問題の解決に向けた地道な改善への努力を惜しまない彼が、これから「世界をKAIZEN」していくことは間違いないでしょう。
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