5月24日、酪農向け生産データ管理のFarmeronは約2億6,500万円の資金調達を実施した。引受先はMatt SwansonとSoftTech VC、Andrew Murphy、NextView Ventures。
Farmeronは酪農に関する複雑な生産データの管理サービスを提供する。Farmboardでは、全体の家畜数やえさの残量が一目でわかるようになっている。またAnimal Listでは、1匹ずつの家畜の状態をチェックすることができ、必要に応じてえさの量や種類を変更すべきかどうかがわかる。価格は家畜数に応じて設定されているようだ。設立は2010年10月。本社はアメリカのカリフォルニア州マウンテンビューにあり、CEOはカティージ・コピック氏(Katiji Kopic)である。
先日の首輪型のウェアラブルデバイスの記事もそうだが、近年、酪農業の技術革新はヨーロッパを中心に急激に進化している。一般企業の農業への参入もあり、従来の第1次産業というイメージが変わりつつあると思う。一方で従事者の年齢が高いことも事実であり、こういった技術革新をITリテラシーが高くない人でも使いこなせるように企業は工夫しないといけない。Farmeronの成長に注目してみよう。
●Farmeron, Inc./コーポレートサイト

【よく読まれている記事】
総利用者数300人突破!! 「起業の科学」著者田所雅之氏による、ここだけでしか見れないコンテンツ

『enfacスタートアップサイエンス』は、世界で5万回シェアされたスライド「StartupScience」制作者の田所雅之氏が、書籍300冊、経営者のブログ500本、自身のシリコンバレーでの起業経験と1000人以上の起業家を取材する中で体系化した知識を、動画ラーニングのenfacが、いつでもどこでも学びやすくまとめた動画学習コンテンツです。


2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

これ以上は記事がありません

読み込むページがありません

おすすめの記事