東アジアナンバーワンの感動創造型企業への挑戦
東アジアナンバーワンの感動創造型企業への挑戦
-今後の組織、事業戦略と、実行するためにどういう人を採用していきたいと思いますか?
企業を構成しているのは人ですので、組織戦略はすごく重要だと思っています。当社のビジョンに「東アジアナンバーワンの感動創造型企業への挑戦」を掲げています。お客様に感動を届けることをベースに組織を作っていきたいと思います。これはサッカー型の組織で、仕事で言うならば自主性をもってリアルタイムに判断できる組織を作っていかなければならないと思います。
自分から率先して行う組織にして行かないと、お客様にも伝わらないと思います。プロというのはお客様に期待以上の価値を提供するのが仕事であり、そういうものを提供しないとお客様は驚かれないでしょう。それを提供できれば感動が生まれると思っているので、チームワークの効いたサッカー型のような組織を作っていくのが組織戦略です。
事業戦略はサービス戦略、販売戦略、商品戦略この3つを掲げています。特にサービス戦略を重要視しています。安価で同じような商品はどこでも作れ、どこでも売っています。当社で買っていただくにはお客様に選ばれないといけません。何を基準に選ばれるかというとやはりサービスだと思います。サービスを一つ一つ磨いていくことです。
サービスは他社に真似されにくいものです。全員のやりたいことや楽しみを吹き込んでいくと、当社独自のサービスになると思います。また、グローバル展開もしていかなければならないと思っています。特に東アジア、中国の市場が非常に大きく、このマーケットへ打って出ます。
この業界はできて15年ほどです。ベンチャー的な中小企業なので重要ことはチームワークです。これが必要不可欠かと思います。インターネットは結果がすぐに見える業界でもあるので、なぜこうなるのかという発想を持つ方が必要です。常にアンテナを張り巡らせて仕事が出来る人を採用したいですし、集まってきてくれたら嬉しいです。
継続力、忍耐力を持って何事もやりぬく気持ち
-家業を継ぐかどうか迷っている方もいるかと思います。そのような方へメッセージをお願いします。
幼い頃から親の働く姿を常に見ていましたので、将来は継ぐのだろうなと漠然と思っていました。中小企業は一度会社を継ぐと、死ぬまで会社を守らねばならず、使命感を抜くことはできません。すなわち、継続力と忍耐力がすごく重要だと思います。大学時代は4年間、同じアルバイトをしていました。社会人になり8年間同じ会社で働き、いろいろなことがありましたが続けてよかったと思っています。
今、この立場になって思うことは、経営者は結構孤独です。そんな時、自分自身に「勝てるか」「大丈夫か」と問いかけたり、継続する気持ちと図太い根性が必要になってくると思います。何事も諦めずに一つのことを続けることが必要だと思います。将来自分は会社を経営するんだというなら、今の段階からトライして続けることが大事だと思います。社長とも言い合いをしますが、イエスマンになってはいけないと思います。
やり方や見せ方は親に負けてはいけないと思うので、親を超えるということが僕達のミッションであり、超えないようではダメだと思います。会社を継ぐ上で継続力、忍耐力を持って何事もやりぬくというのが僕の思いです。
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