日々の学習をどのように活かしているのか
ービジネススクールで学ばれているとお聞きしました。また、インタビューでも、勉強量が多く、体系化した上で語られているな、という印象を受けました。「学習」と「ビジネスで活かす」という点において、どのように考えていますか?
飛鳥:月にビジネス書は5~10冊くらい読みますが、よさそうなものは全部やってみます。
日本電産の永守さんの、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」っていうのはずっと会社でも言い続けていますけれど、まずはすぐやれ、必ずやれ、できるまでやれ、と言う流れで、学んだら、まずはテストしてみるようにしています。
成果報酬というモデル上、小さいテストをすぐにできる環境なので、向いているというのもありますね。
本当に学んだことを、今は特に会社全体でやります。特にビジネススクールで学んでやっているのは、ブルーオーシャン戦略です。なので、どちらかというとコスト戦略とかそういう話ではなくて、バリューアップ、コストダウン、みたいなハイバリュー戦略を、各事業全部マップ化させて、どうやったらブルーに変わるかというのを徹底的に毎月学習してやってみる。学んだらすぐです。
学んだらすぐやる例でいうとオフィスのつくりですね。
たとえばイノベーションで、タバコ部屋文化っていうのが語られていて。タバコ部屋でちょっと話すことが、部署間で違う会話があって、たまたま違う部署の情報だったりいろんな情報が入ることで、イノベーションが起こるみたいな。基本的にイノベーションって、薄い関係値が網の目になっているほうが、異文化、異文化、異分子、異分子、でやったほうがイノベーションは生まれやすいという研究結果から、1つはタバコ部屋みたいなものもそうですよね、と言われているから。弊社はスモ休(タバコを吸わない人に対して、非喫煙者に対して年間6日間の有給休暇を付与する制度)とかいって、タバコとかを推奨していないから、オフィスの真ん中に、語り合えるスペースを入れています。それによって、イノベーションが起こればいいなと。
あとは強制的に別部署としか喋らない会とかをつくって、もう少し違う角度の目線が入ってくるような試みをやっていたりとか。そういうのを"すぐ"やるようにはしています。
今後の事業戦略
ー最後に、今後の事業戦略を教えてください。
飛鳥:3つあります。
1つ目は、ビューティーアンドヘルスマーケティングナンバーワンになるために、KPI保証モデル事業をより拡大させていくこと。2つ目は、日本のものを海外に持って行く海外展開。3つ目は、これらデータを活用して、ヘルスケア含めた大きい巨大なマーケットに新規事業をしていくことです。この3軸は当面変更せず、やり切りたいと思います。