子育て中のママが輝ける社会をつくるために、起業したのがCoccotoの宮本直美氏です。
Coccotoは、才能やスキルがありながら家庭に埋もれている女性が活躍できる場を提供しています。
今回はCoccotoグループの宮本直美代表についてご紹介します。

社会はハイスペックなママを活かしきれていない

”周囲に迷惑を掛けながら会社に残るより、違う働き方をさがしてみたいと思いました。出産後、周りを見回してみると、高いスキルを持つ専業ママがとても多いことに気づきました。”

(http://www.47news.jp/feature/mamapapa/kids/201105post_74.htmlより抜粋)
就職した自動車販売会社を妊娠を機に退職しますが、自分以外にもスキルがありながら退職していく同僚たちのことが気になっていました。
しかし自らが出産してみて周囲のママがハイスペックにも関わらず、家事や育児だけで社会にその能力が活かせないのはもったいないと感じていたようです。

社名は子供と一緒に成長したい思いから

“こっこ”は、夫の出身地青森の方言で子どもの意味。たった1年で大きく成長した息子を見て、わたしも負けちゃいられない、子どもと一緒に、前を向いて成長していきたいと思いました”

(http://www.47news.jp/feature/mamapapa/kids/201105post_74.htmlより抜粋)
2008年に宮本氏は、経理や事務、翻訳などの業務を企業から代行する会社をはじめました。
株式会社「コッコト」は子供と一緒に成長したいという気持ちのあらわれです。

男性思考から女性思考を融合する

”男性ばかりで考えていたプロジェクトがまったく違う手法で行われるようになる。女性はアイデアが豊富で実行力に富んだ人が多く、企業力の全体的な底上げにつながり男性も刺激を受けるようになる。中小企業白書によると、女性の起業希望者は3割を超えている。”

(http://www.sankeibiz.jp/business/news/140526/bsl1405260500005-n3.htmより抜粋)
彼女が訴えるのは、家庭か仕事かという「あれかこれか」ということではなく、家庭も子育ても楽しく行い、仕事もして社会とつながるという社会の実現です。
これまではそれが難しい社会でしたが、インターネットなどのインフラも整った今、そういった社会が可能になろうとしています。

まとめ

女性としての苦労や悩みを解消し、女性としての生きがいや、子供を産み育てることの楽しさをサポートする宮本氏の事業は、今後の「女性の輝ける社会」づくりに大きな影響を与えそうです。
自身の経験が起業のヒントとなった事例です。
ぜひ参考にしてください。
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