ウルトラマンのCMでおなじみになったニュース配信アプリのグノシーですが、現在、700万ダウンロードを突破しています。
グノシーは新サービス「グノシープラットフォーム」を発表するなど、新しい動きも見せていて、今後の動きが注目されています。
今回は、グノシーのこれまでの軌跡や今後の展開について見ていきましょう。

当初は法人化の予定はなったサービス

グノシーは東京大学大学院で工学系の研究をしていた福島良典氏が同級生の3人とともに開発したニュース配信アプリです。
もともと法人化の予定はなく、そのまま就職を検討していた福島氏だがユーザー数が増えるにつれて起業のビジョンが明確になり創業に踏み切ったそうです。

新聞や雑誌に近いニュースアプリ

当初は「はてなブックマーク」のような、購読者の好みや嗜好を分析してニュースを届けてくれる機能をメインにスタートしたアプリです。ユーザー数が伸びるにつれ、朝刊や夕刊といった1日に同時配信するようなシステムが追加されました。
またスマートフォン向けにUI(ユーザーインターフェース)が改善され、一つの画面にカテゴリーが分類されるなど、新聞や雑誌に近い形式がとられるようになりました。
グノシーは海外進出も行っており、英語版のリリースなど、事業内容も多角化しています。主な収益は雑誌発行者などの広告主が、グノシーを媒介とする事で得られる広告収入です。

「3分間で旬のニュースがまとめ読みできる」

ニュースアプリには、相撲のCMや使いやすい画面でダウンロード数が伸びている「スマートニュース」、ローラを起用し、女性向けの雑誌のコンテンツを配信する「アンテナ」、経済に特化した「ニュースピックス」などが存在します。
他社と比較した際に、東大生が作成したアプリというブランド力があること、そして、「3分間で旬のニュースがまとめ読みできる」というキャッチフレーズで、ビジネスパーソンを中心に幅広い年代に支持されていることが特徴としてあげられるでしょう。

求められるのは、メディアへの交渉力や営業力

募集している職種としては、エンジニアから総合職まで幅広く募集しています。採用にも力を入れ、社員数も増え続けそうです。エンジニア職としては、Webエンジニア、iosエンジニア、Androidエンジニアなどがあり、サービスの企画から運用・設計などが中心となります。
総合職としては、事業拡大に向けたプロモーションプランナーやメディアリレーションといった職種があります。求められる能力としては、メディアへの交渉力や営業力が必要となってくるでしょう。
採用情報はコチラ

グノシーのプラットフォーム化へ

ユーザー数を5000万人に増やすといった大胆なプラットフォーム戦略などを提案し、グノシーのプラットフォーム化を目標にしているそうです。
グノシーのチャンネル上でユーザーが交流し、旅行の予約や商品の買い取りなどができるようになる事を目標にしているようなので、まだまだグノシーは発展途上といえるでしょう。興味がある方は、もっと調べてみてはどうでしょうか。

【よく読まれている記事】
総利用者数300人突破!! 「起業の科学」著者田所雅之氏による、ここだけでしか見れないコンテンツ

『enfacスタートアップサイエンス』は、世界で5万回シェアされたスライド「StartupScience」制作者の田所雅之氏が、書籍300冊、経営者のブログ500本、自身のシリコンバレーでの起業経験と1000人以上の起業家を取材する中で体系化した知識を、動画ラーニングのenfacが、いつでもどこでも学びやすくまとめた動画学習コンテンツです。


2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

これ以上は記事がありません

読み込むページがありません

おすすめの記事