3月31日、ニュースアプリ「SmartNews」は、グリー、グロービス・キャピタル・パートナーズ、Atomico、ミクシィ、Social Venture Partnersから12億円の資金調達を実施。
2014年10月にリリースしたSmartNews米国版や2015年2月にリリースしたインターナショナル版の順調な成長を受け、米国拠点の人材を中心としたグローバル事業の強化に使われる見込み。
ライターの視点
SmartNewsは世界中から集めた良質な情報を提供しています。特徴としては、多様なジャンルのニュースを網羅していること、県外でも読める「Smartモード」を搭載していることが挙げられます。
通勤時間の電車内など、電波の安定しないところでも快適に読むことができます。読み込みが軽いので、ストレスなく利用できるところが魅力です。
誰もが情報を発信できる社会の中で、私たちが日々読むことのできる情報の量は爆発的に増えています。そうした環境の中で、私たちは読むべき情報とそうでない情報をあらかじめ厳選して提示してくれる点もユーザーに選ばれる理由の1つです。
SmartNewsの月間アクティブユーザーは日本で400万人、米国で100万人と、日米ともに順調に増えています。提携メディア数も当初の10社から75社まで拡大しました。
また、新たな取り組みとしてSmartNews Publicも展開しています。自分の生活と直接関係がないように見えて、深いところで強くつながっている問題やその解決策をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという考えから生まれました。
ニュースが果たすことのできる公共的な役割に着目したサービスだと思います。
今回の資金をもとに、米国拠点の人材を強化します。今後は米国サンフランシスコの拠点において、エンジニアを積極的に採用し、日本のスタッフや役員も出張ベースで積極的に米国とコミュニケーションを取っていくようです。
スマートデバイスが主たるニュース消費の接点となった今、スマートニュースが世界でシェアされるチャンスは大いにあると思います。今後の米国での広がりに注目です。
会社概要
スマートニュース株式会社は、Twitterで毎日つぶやかれる数百万件のWebページを独自技術で解析し、注目度の高い記事を配信するアプリ「SmartNews」を運営している。
国内だけでなく、SmartNews米国版やインターナショナル版といった海外展開にも力を入れる。
設立は2012年、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役は鈴木 健氏、浜本 階生氏である。