あなたは、大学に入学した時、何を考えていましたか?
夢は持っていても、なかなか行動できなかったかもしれませんね。
そんな中、石黒燦氏は現在早稲田大学に通いながら株式会社MAGIAのCEOとして、オリジナルWebコミックを世界中の人が全話完全無料で読める「MangaX」を提供しています。
彼の漫画に対する熱い想いから、刺激を受けること間違いなしです。
「MangaX」にかける想い
出典:http://collegino.jp/2015/03/magia-interview01/
“コンテンツをどこでも、しかもすべて無料で見られるようにすることによって、まず日本を愛してもらいます。
お金を回収するのは、そこからでも遅くないです。そうしないと、せっかくのユーザーを失ってしまうことになります”
MangaXではあまりクオリティが重視されてこなかったWebコミックというジャンルで漫画の質にこだわり、また、完全無料というマンガ産業の構造や従来の考え方とはまったく違うアプローチをとっています。
漫画家志望の人に対しては、リスクを負わずに個人にあった連載ペースで自由に漫画を描ける場を提供しています。
また、ユーザーに対しては、漫画を読んでいる中でありがちな「置いていかれる」という感覚を完全無料にすることでなくしているのだそうです。
自社の利益よりも利用者のためを考えられてできたサービスが、この「MangaX」なのです。
グローバル社会で生き抜くために
”原点に帰れば、日本人であるということが武器になります。日本人独自の発想、戦略スキームを立てて戦うべきなのです。
そうすることで、海外のライバルたちと差別化できます。
多くの学生が、自分が最も理解している部分である日本に早くから見切りをつけ、海外留学に行き、グローバルと叫ぶのは危険な気がします。
日本を詳しく知ったうえで、海外に行き、自国と徹底的に比較できるからこそ発見があり、価値が生まれるのです”
たしかに、早くから海外に留学をし、語学を身につけ広い視野を持つことはいいことかもしれません。
しかし、海外にはその国に生まれ育った優秀な人々が大勢いるのです。
ビジネスにおいて、その国に関して自分よりも多くの知識を持つ彼らに勝つことはできるでしょうか?
MangaXでは多言語配信も行っており、日本が生んだ漫画というカルチャーを世界中の人々が楽しめるようにしています。
石黒氏は、日本とは違った価値観を持つ海外の漫画家が、漫画界に新たな旋風を巻き起こしてくれることに期待しているといいます。
海外で漫画文化が盛り上がりを見せることに対して、それを敵視するのではなく一緒に漫画界を変えていこうとする姿勢に、彼のグローバルに対しての考えが現れているように思います。
学生のうちにやるべきこと
出典:http://jeek.jp/special/122
”学生のうちは、何かと失敗するはずです。思わぬ形で、事業が傾くことも珍しくないでしょう。
成功パターンを分析するだけでなく、実際に失敗することも大切です。
自分の身に降りかかるような失敗をしてこそ、人は学び、成長します。
学生の間は、少しずつレベルアップしていけばいいのです”
「とにかく、自分自信に区切りをつけないことが大切」と語る石黒氏。
自分は文系だからといって理系科目に手をつけないということはもってのほかです。
自ら学ぶ姿勢を忘れなければ、既知の知識との融合によって新たな発想が生まれてくることがあります。
そのため、甘くないビジネス社会の下準備として、若いうちはトライアンドエラーが必要なのです。
まとめ
”オリジナルのストーリーを描いて、世界を征服したい”
こう語る石黒氏は弱冠20歳の若き起業家です。
これから先、漫画界を変えて世界征服することができるのでしょうか?
今後の活躍に期待です。
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