スマートフォンは今や情報通信機器の主流であり、生活に欠かせないものとなっています。
今回は、2015年10月に上場予定の、スマートフォンに関連するメディア事業とストア事業を手がけるAppBank株式会社の魅力に迫ります。
AppBankの事業内容とは?
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AppBankでは、「メディア事業」「ストア事業」の2つのセグメントに分けて事業を展開しています。
メディア事業は主に、B2B事業・広告プラットフォーム事業・アプリ事業・動画サービス事業の4つの分野に分かれています。
B2B事業:同社のグループが提供する各種コンテンツやサービスをベースに、ユーザーに対して各種広告を提供することで広告収益を得ている
広告プラットフォーム事業:アドネットワーク(広告媒体としてのアプリを複数集めてネットワーク化し、それらのアプリ内に広告配信を行うサービス)といわれる仕組みを、広告プラットフォームを通じて運営することにより、広告収益を得ている
アプリ事業:ゲームの「面白さ」や「楽しみ方」をユーザーに提供することによって利用されるアプリ(ゲーム攻略アプリ、SNSアプリ等)を開発・運用
動画サービス事業:YouTube, LLC.が運営する動画サービス「YouTube」及び株式会社 ニワンゴが運営する動画サービス「ニコニコ動画」等の動画プラットフォームを対象に、自社制作による動画コンテンツを提供
ストア事業では、AppBankブランドの商品を求めて「AppBank Store」の実店舗に来店したお客様に、店員が直接コミュニケーションを図りながら商品の実演販売したり、接客を行うなど、店舗とメディア事業との連携を意識した店舗運営を行っています。
AppBank創業の経緯
出典:https://iwire.jp/news/2010/10/11/001/images/003.jpg
AppBankの創業者であり、現在の代表取締役社長の宮下泰明氏は、大学卒業後に新卒で入った会社で心を病み、退職しました。
その後、インターンとしてガイアックスに入社し、そこでは、今や”マックスむらい”の愛称で知られている村井智建に上司として3ヶ月間指導を受けました。
25歳の頃には、カナダ・ワーキングホリデー・プログラムへ参加して、帰国後、当時社長をしていた村井智建からスカウトを受けて、2008年6月にモバイル用の占いコンテンツ制作会社GT-Agencyに入社しています。
その後、宮下泰明氏は、2008年にiPhoneやiPadなどの総合サイト『AppBank.net』というサイトを開設し、2012年1月にAppBank株式会社を設立しました。宮下氏は村井氏との出会いにより、今の事業を起こしたといってもよいでしょう。
2015年3月にそれまで代表取締役CEOを務めていた村井氏が退任し、創設者の宮下氏が後任の代表取締役CEOに就任しています。
今後の戦略
出典:http://sanderssays.typepad.com/.a/6a00d8341c519753ef01a3fcbb3361970b-pi
今後は、『AppBank.net』を中核とした運営メディア及び運営アプリのユーザー数を拡大し、メディアとしての媒体力を強化していくことが業績拡大のためにも重要な課題となっています。
例えば、2015年8月にリリースした当社アプリ「仲間をさがそうHIROBA」は、ゲームユーザー同士を有機的にコミュニケーションさせるSNS型のアプリです。一緒にプレイする友達を見つけたり、ゲームでの体験や攻略情報を記録するという機能を通して、AppBankのアプリをきっかけにユーザーがゲームを始めるという流れを作ることによって、更にメディアとしての媒体力を強化していく予定です。
まとめ
このように、スマートフォンに特化した様々な事業を行っているAppBank。
今後、メディア事業に注力することで、その媒体力を高めていくことができるのでしょうか?
上場後の展開からも目が離せません。
AppBankについての詳細はこちら
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