識学通りに事業を運営すれば、業績がグングン伸びていくことを実感

ー会社を起こして、識学を広めようと思ったきっかけを教えてください

安藤:当初で言うと、僕は親父も祖父も企業トップで、親父はラーメン屋なんですけど、どっちも失敗しているんですよ。だから、「自分が起業するのは、絶対しないでおこう」と思っていました。

 

ライクという会社を辞めた後、識学を学びながら、半年間ぐらいベンチャー企業でお世話になりました。そこで上手くいかず、辞めようという時に、「一旦、個人事業主としてやってみよう」と思い立ったのがきっかけです。

 

その時に最初に契約してくれたのが、オールコネクトという会社で、そこで識学を試すことができました。1つの事業を任せてもらい、識学通りに運営させてもらいました。そうすると、業績がグングン伸びていくんで、「これは間違いない」と。他にも2〜3社運営させていただきましたが、どこの会社も上手くいきまして。「これは、識学を広げる会社を作るしかないな」と思い、起業しました。

 

識学通り組織運営していれば、組織で発生するエラーが発生しない

ー事業が順調に伸びた理由について教えてください。

安藤:詰まる理由とすれば、事業性と組織じゃないですか。組織運営についてもいろんな考え方があり、一時期モチベーションにマーケットが振れすぎていた時期がありました。多くの経営者が違和感を持ち出しているタイミングで我々の事業をスタートしたので、僕らの考え方が、ある種時流に乗り始めたのも1つの理由だと思います。

 

あとは、やはり識学通りに組織運営しているので、組織によって発生するエラーが発生しない。これが一番大きいんじゃないですかね。

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僕らはコンサル研修事業者であると同時にコンテンツホルダー

ー今後の成長戦略について教えてください。

安藤:SKEグループに識学を導入させていただいたりとか、不登校問題に取り組ませていただいたり、色々な活動をさせていただいています。色々な会社と事業提携を進めながら、識学の認知を広げること。僕らは、識学を広めるための会社なので、そこはしっかりやっていきたいなと思っています。

具体的な事例でいうと、今クラウド系のサービスにも力を入れていて、今後もっと広げていきます。また、僕らはコンサル研修事業者とも言えますが、一方でコンテンツホルダーとも言えると思います。コンテンツホルダーとして、どういうふうにコンテンツを世の中に展開していくのか、ここはまだ色々な策があると思っているので、そこも進めていきたいです。

 

あと僕らの強みは「どんな会社でも伸ばせる」というところだと思います。なので、M&Aとか出資で、企業の業績を伸ばすことが、識学グループの利益に直接繋がっていくような動きもやっていきたいと考えています。

「会社は仕事をするための場所だと、他の事を実現する場所じゃない」

ー起業したての方に向けて、メッセージをお願いいたします

安藤:起業されたら、できるだけ早く識学を導入して頂いた方が楽になると思います。私自身も会社が2〜3名の時から、識学を導入して組織運営していたので、いち早く識学を導入できるぐらいの収益を出せるように、なっていただけたらなと思います。

あと1つ、僕が識学とは全く関係なく言いたいことがありまして。起業すると、初めはおそらく仕事だけに集中する環境でいられると思うんですけど、ちょっと上手くいくと、「会社が仕事する場所じゃない」というふうになっちゃう人が多いということです。

 

例えば飲み会をやって仲良くなったり、そういうレクリエーション、家族とか友達とかと同等なコミュニケーションを取り始めるんです。これはどう考えても、誰のためにもならない。とにかく「会社は仕事をするための場所だと、他の事を実現する場所じゃない」ということを、トップで会社を引っ張っていくのであれば、ずっと忘れずにやらないといけません。

 

実際私の周りを見ても、IPOされる会社の社長は、「会社が仕事をする場所」と理解されています。つまり、「仕事以外のことに時間を割くことは誰のためにもならない」ことを、理解しているんです。なので、とにかく早い段階から、そのことに理解し、事業経営してほしいと思っています。

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