目標は2018年までにIPO、NIKEを超える

目標は2018年までにIPO、NIKEを超える


-資金調達された理由や目的について教えていただけますか?
これまでの10年間はボールやウェアなど、ものづくりを中心に事業展開してきました。堅実に売上や会社の規模は成長していますが、これからはそれだけではグローバルなブランド、例えばナイキやアディダスに勝てないと思います。
新しいブランドとして違う取り組みをしていかないといけないと思った時に、インターネットを活用してフットサルをする人たちに物を買ってもらうだけではなく、喜んでもらえるサービスを作ろうと考えました。
今年(2015年)からフットサルコートの予約メディア、フットサル・サッカーに関するWebメディアを立ち上げました。その開発と営業の資金としてベンチャーキャピタルを含めて資金調達を行い、2018年までにIPOを目標にして事業展開を行っています。

日本中の600万人のプレーヤを巻き込む事業を

-事業戦略について教えていただけますか?
サッカー、フットサルに関するものづくり、フットサルコートの運営開発事業(場所作り)、今年(2015年)からスタートしたITサービス事業、この3本の柱で事業を展開しています。
大手のブランドに負けないように、しっかりとユーザーに商品や自分たちの考えを届けるために、予約システムを使って日本中に600万人いるフットサルプレーヤーを巻き込むことを進めています。
これまでの組織は、ものづくりのデザイン企画から生産管理、物流、営業が中心でしたが、現在はITサービスのディレクターやエンジニアなどのメンバーが合流しています。

起業したい人に必ず言う言葉は「やめておけ」


-起業志望者やベンチャー企業で働きたいと思っている方へメッセージをお願いいたします
起業志望者から相談を受けることも多いのですが、一言目は「やめておけ」と言っています。やはり、起業するのは非常に茨の道で大変なことも多いです。
そういう時にどう乗り越えていけるかだと思うので、周りの人にやめておけと言われてやめるようであれば、きっと長く続かないと思うし、困難を乗り越えるのも難しいと思います。だから、基本的には「お勧めしないよ」と言っています。(もちろん内心は、多くの人に僕の反対を押し切って起業して欲しいと願っています!
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