イスラエルの起業の状況を見て、「学生起業」について思うこととは?
学生時代の経験とネットワークが活きている
経験とネットワークの2つがあると思います。
ネットワークに関しては、その時に出会った方々と今実際にお仕事をさせて頂いたりということもあり、そのようなつながりは一番重要になるのかなと思っています。
経験に関しては、ゼロから作っていくというところは起業も同じだと思うので、初期のベンチャー企業に入って経験が積めたのは良かったと感じています。
起業家たちの本から受けた影響
子供の時に本を読むのが好きで、例えばビル・ゲイツの話や、日本で言うと松下幸之助さんやアシックスの鬼塚さんなどの地元関西の起業家の本を読む中で、一つの志を持ってそれを事業を通して実現していくという、戦後の日本の成長を支えた起業家たちは凄くかっこいいなと感じました。
自分も、せっかく生まれてきて仕事をするからには、そういう仕事をしたいなと思って小さい頃からそれを目指していました。
”学生起業”という括りは必要ない
”学生起業”という括りは特に必要ないかなと思っています。
例えば、マーク・ザッカーバーグが学生時代に創ったFacebookが今世界を変えているということもあるので、そこにとらわれることなく、自信を持ってやるのが一番良いと思います。
あとは、「どうせ学生でしょ」というような雰囲気があると思うんですけれども、イスラエルでは高校生が自分で会社をやっているとか、軍隊を出てすぐに会社経営をやっているというような人が多数いて、みんなフラットに見ている環境があるので、そこを切り分ける必要はなく、自信を持ってやっていくことが一番大切だと思います。
やってみれば大体なんとかなる
私は海外で起業したことがあったわけでもなく、初めての体験で実際何も分からずに行ったんですけども、やってみれば大体なんとかなるなと思っています。
やりたい気持ちがあるのであれば、とりあえずチャレンジしてみるというのが良いと思います。
学生というと若いですし、周りも色々サポートしてくれると思います。もし失敗しても大したことはないので、とりあえずやってみるのが一番大事なのかなと思っています。
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